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山口慶子

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    クレンゲル:ピアノと室内楽作品集(トリオ・クレンゲル)

    ドレスデン生まれの作曲家クレンゲル。クレメンティに師事し、ペテルブルク、ロンドン、パリ、イタリアを演奏旅行し、ピアニストとして高い名声を獲得しました。彼の作品中、最も良く知られているのは「48のカノンとフーガ」ですが、このアルバムに収録されたピアノ曲と室内楽曲は、同じ時期に活躍した作曲家たち、メンデルスゾーン、ショパン、フィールドの作品に共通する抒情的な雰囲気を持っています。日本人ヴァイオリニスト山口慶子がメンバーに名を連ねる「トリオ・クレンゲル」の演奏です。(2018/10/17 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0417

  • パガニーニ:チェントーネ・ディ・ソナタ集/ギター・ソナタ第34番、第35番(山口慶子/コンテ)

    東京生まれのヴァイオリニスト、山口慶子のデビュー盤。清水高師に師事し、東京芸大を卒業後はベーゼルに留学、バロック・ヴァイオリンをジュリアーノ・カルミニョーラから学びます。ソリスト、室内楽奏者として主にヨーロッパで活躍中の彼女、北米、南米、ロシアを始め、アゼルバイジャン、トルコ、中国などでも高い評価を受けています。使用楽器は1822年のニコラ・デュポ制作のもの。古典から現代まで幅広いレパートリーを持つ彼女の豊かな音楽性と高い技術、なにより溢れる歌心をお楽しみください。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Carpe Diem
    カタログ番号:CD-16297

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    レフラー:八重奏曲/忘れられた響き/ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ジョンソン/キビー/ディカプリオ/ハン・ユン)

    【美曲!フランス印象主義とドイツ・ロマン派の合流点、レフラーの八重奏曲】ベルリン郊外に生まれた後ヴァイオリニストとして1882年に渡米、当時誕生2シーズン目を迎えていたボストン交響楽団の副コンサートマスターをおよそ20年務めたチャールズ・マーティン・レフラー。彼の作品は在任中からボストンで演奏されて高い人気を誇り、その回数は生涯の間で117回にも及んだと言います。今回初録音となった八重奏曲は、1897年に2回だけ演奏されたのちは演奏も出版も録音も行われておらず、その自筆譜は、自作に厳しかったレフラーの手で度重なる改訂が行われた形跡を残したまま、議会図書館で眠っていました。クラリネット奏者、作曲家のグレアム・スティール・ジョンソンは世界的パンデミックの間にその複写を入手。演奏出来る形に整理し、今回の初録音に臨むことになりました。自身の出身をアルザスだと称していたという彼の作風は、フランス印象派の影響を大きく受けていますが、この八重奏曲はブラームスなどドイツ・ロマン派の香りも強く感じさせ、聴き応えのあるたいへん美しいものです。今後室内楽の定番レパートリーとして定着する可能性も高い立派な作品。オープニングはやはりジョンソンの編曲したドビュッシーの「牧神」。最後はアルバム・タイトルにもなっているレフラーの歌曲「忘れられた響き」をクラリネットとハープが美しく奏でて閉じられます。(2024/06/14 発売)

    レーベル名:Delos
    カタログ番号:DE3603