キリラウスカス, ダウマンタス
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作曲と教育活動を通じて20世紀前半のリトアニア音楽界に大きな貢献をしたユオザス・グルオディスのピアノ音楽を紹介するアルバムです。リトアニアの民俗音楽に加えて、ラフマニノフ、スクリャービン、ショパン、ドビュッシー、レーガー、リヒャルト・シュトラウスらの影響を受けたグルオディスの作品は遅れてきた後期ロマン派とよびたくなるもの。4楽章構成のソナタ第1番、3楽章のソナタ第2番ともに悲愴味を帯びた緩徐楽章の情感の濃さと躍動的で時にたたみかけるような急速楽章の対象が印象に残ります。演奏者のダウマンタス・キリラウスカスはチュルリョーニス芸術学校を卒業後、ザルツブルクのモーツァルテウム大学で学び、欧州各国で演奏、特にベートーヴェン解釈で高い評価を得ています。(2024/10/04 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0737 |
リトアニアの作曲家、指揮者、オルガニスト、音楽教師カチンスカス(1907-2005)。彼はチェコの前衛作曲家アロイス・ハーバの影響を受け、自由に脈打つリズムと旋律線を持つ、いわゆる「伝統的な構文を放棄した」先鋭的な音楽を書きました。あまりにも型破りだったためか、ソ連時代に西側に移る際は、ほとんどのスコアを破棄、リトアニアの音楽史から名前を抹消され、マサチューセッツの境界のオルガニストとして、ひっそりと生活をしていた時期もありましたが、リトアニアが独立した時に復権を果たし、以降、20世紀リトアニアのモダニズム音楽の先駆者であり続けたのです。そんな彼の室内楽曲、確かに難解ではありますが、単なる「バルト三国の音楽家」として一括りにしてしまうにはもったいない個性を秘めています。(2013/08/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0169 |