ミッタールッツナー, マルティン(1984-)
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(2018/11/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :2.110581 |
(2018/11/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0080V |
モリエールの戯曲を元にした歌劇「町人貴族」において、シュトラウス(1864-1949)とホフマンスタールが目指した「演劇と音楽の完全なる融合」は、結局実を結ぶことはありませんでした。しかしこの長すぎる歌劇の中の劇中劇「ナクソス島のアリアドネ」は、その後シュトラウスによって独立した物語に改訂され、皮肉たっぷりのプロローグを付け加えられて、新しい装いに生まれ変ったのはご存知の通りです。別々に用意された喜劇と悲劇、そして終演時間の制約…歌手と作曲家、そのほかの登場人物の軋轢と世間体。そして愛のもつれ。これらに上手く折り合いをつけ、更なる問題提起まで織り込んだこのオペラ(その上、ほかのオペラに比べて上演時間も短めです)は、聞けば聞くほどに魅力が増すものです。わがままなプリマドンナを歌うニュルンドを筆頭に芸達者をそろえたこの上演、ヴァイグレがぴりりと全体を制御しています。(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC947 |
2014年、リヒャルト・シュトラウスの生誕150周年を祝して、入念に準備された「ピアノ伴奏による歌曲全集」の登場です。
全てを監修したのは、往年の名メゾ・ソプラノ、ブリギッテ・ファスベンダー。彼女は舞台を退いてからも、後進の指導を積極的に行っていることで知られており、この全集でも現在最高のシュトラウス歌手13人を結集し、歌唱についてのアドヴァイスを与えることで、ここに最高の「全集」が完成したのです。
これまで全集としてリリースされていたアルバムは(後に新発見の2つの歌曲…子ども時代より:CD1-20、秋の夕暮れ TrV 226:CD1-19が追加され、現在は全集とは銘打っていません)、2人の歌手が歌い分けていただけであり、今回のような細かいニュアンスの違いには対応していないこともあり、この全集における「歌唱法からドイツ語の発音、そして作曲年代によるスタイルの違い」までが丁寧に考慮され、もちろん各歌曲にふさわしい声質も選択されるというコンセプトは聞き手にとっても魅力的なものであることは間違いありません。
各々の曲は、概ね作曲年代順に並べられ、母親の助けを借りて仕上げたであろう6歳の時の「クリスマスの歌」から、84歳の時に名歌手マリア・イェリッツァのために書かれた「あおい」(実質上、彼の最後の作品)まで、「歌曲」というものに彩られたリヒャルト・シュトラウスの生涯をじっくり辿ってみませんか。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :TwoPianists |
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カタログ番号 | :TP1039312 |
エルンスト・ロズマーの「おとぎ話」原作 作曲家自身の台本 。1854年、ラインラントで生まれケルン音楽院でフェルディナント・ヒラーに師事、やがてミュンヘンでフランツ・パウル・ラハナーとヨーゼフ・ラインベルガーに師事。ナポリではリヒャルト・ワーグナーと知り合い、彼に招かれてバイロイトへ行き、1880年と1881年の「パルジファル」上演の輔佐を務めた作曲家フンパーディンク(1854-1921)。現在ではかろうじて、メルヘンオペラ「ヘンデルとグレーテル」が上演されますが、彼は他にもおとぎ話から題材を取った作品をいくつか残しています。この「王の子どもたち」(日本では慣習的に「王子と王女」と呼ばれている)もそんな作品ですが、内容はちょっぴり寂しいもので、王の息子(継承権がないので王子ではない)と、ガチョウ番に姿を変えられている王家の血を引いた娘の愛の物語。もちろん悲しい結末を辿ってしまいます。音楽も時としてワーグナー風の重厚なものであったり、シェーンベルクを先取りしたシュプレッヒゲザングが使われるなどかなり先進的であり、一筋縄ではいかない作品となっています。指揮は、最近ワーグナーにとことん力を入れているヴァイグレ。ワーグナー的な響きの中に、少しずつ前衛的な音を溶け込ませ、いい味を出しています。(2013/08/21 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC943 |
2019年4月より読売日本交響楽団の第10代常任指揮者に就任する事が決まったセバスティアン・ヴァイグレによる《ヴォツェック》。1914年に戯曲「ヴォイツェック」を観たベルクが構想期間8年を経て完成させたこの歌劇は、生々しい人間性搾取をテーマに5場×3幕の全15場、各々に異なる形式を与えるという、精緻で計算され尽くした音楽がつけられた、20世紀歌劇の最高傑作の一つです。ヴァイグレは2006年にリセウ歌劇場で《ヴォツェック》を演奏、こちらが映像化されており(OPUS ARTE OA0985)、ハヴラタ、デノケと言った素晴らしい歌手と、レヴェルの高いオーケストラの演奏が話題となりました。今回の2016年の演奏は、ヴァイグレ自身の10年間の熟成を感じさせる鋭く刺激的な解釈と、理想的な歌手たちを起用したことで、一層の名演が紡ぎ出されています。(2018/08/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC974 |
第1集(8.574270)が好評を博したNAXOSの新シリーズ、クリストフ・ポッペンが指揮するケルン西ドイツ放送合唱団とケルン室内管弦楽団の演奏によるモーツァルトのミサ曲全集。第2集では未完成となったものの規模の大きさで知られる「大ミサ」ハ短調 K.427と1776年にシュポウル(シュパウアー)伯爵のために書かれたとされる「ミサ・プレヴィス」K.258の2曲を収録。1782年に作曲された「大ミサ」は妻コンスタンツェがソプラノ・パートを歌い初演された作品で、クレドとアニュス・デイは未完成のまま残されており、近年、複数の補筆版が作成されています。この録音では音楽学者でモーツァルト研究のオーソリティであるフランツ・バイヤーが補筆し1989年に出版した版が用いられました。ハ長調の「ミサ・ブレヴィス(短いミサの意)」はシュポウル伯爵の聖職受任式のための曲と考えられており、全体が祝祭的な雰囲気に包まれた、簡素ながらも明るさを持つ作品です。今作でも、ドイツの歌劇場やオーケストラ出演で活躍する4人のソリストが起用されており、各々が素晴らしい歌唱を披露しています。とりわけソプラノのカタリナ・コンラディの清冽な歌唱が聴きどころです。ポッペンは今作でも作品の厳粛な美しさを引き出しています。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574417 |
モーツァルト晩年の名作『レクイエム ニ短調』をトリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団とステファノ・モンタナーリの指揮による演奏で。この録音はコロナ禍と戦う医療関係者に捧げられた演奏会に先立ってセッション収録されました。バロック・ヴァイオリニストとしても活躍するモンタナーリは、このレクイエムでもピリオド奏法を採り入れた切れの良い演奏を披露します。過度な表現を控えながらも「ディエス・イレ」などでは感情が爆発するかのようなメリハリある音楽を聴かせるモンタナーリ。独唱者たちも期待に違わぬ美しい声。オペラを思わせる親密なアンサンブルも楽しめます。(2022/01/21 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7932 |
2018年5月にフランクフルト歌劇場にて新演出によるプレミエ公演が行われた「メリー・ウィドウ」。マルリス・ペーターゼンとユーリ・サモイロフと言った実力派の歌手たちによるこなれた歌唱はもちろんのこと、とりわけ注目を浴びたのが指揮者ヨアナ・マルヴィッツでした。彼女は1986年ドイツに生まれ、最初はピアニストとしてデビューした後、2006年から指揮者として活動を始め、エアフルト劇場、フランクフルト歌劇場、コペンハーゲン王立歌劇場などヨーロッパ各地の歌劇場に登場、着々と新進気鋭の指揮者としての地位を築いています。この「メリー・ウィドウ」のウィットの効いた音楽を彼女は見事に指揮。歌手たちとともに満場の喝采を浴びました。歌とオーケストラの融合から生まれた名演をお聴きください。(2019/06/21 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC983 |