ゼーマン, ゲルリンデ(1969-)
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三位一体節後第26日曜日のためのカンタータである第70番は『最後の審判』を主題にした二部形式をとる規模の大きな作品で、冒頭からトランペットが大活躍することで知られています。とりわけ第9曲の激しいレチタティーヴォは印象的。嵐のような弦楽器を縫うかのようにトランペットによるコラールが高らかに鳴り響きます。劇的で聴き所の多いカンタータです。続く151番はクリスマスのためのカンタータ。基本的にソプラノが一人で静かに歓びを歌い上げます。ザーマンの歌声は、ちょっぴり翳りのありますが、それが却って俗世界に住むものを表現しているかのようです。つづく第33番は、三位一体主日後第13主日用のカンタータ。まるで合奏協奏曲のような楽器たちの戯れから始まり、合唱が美しく音を紡いで行きます。イエスへの究極の信頼と三位一体の歓びが歌われます。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :J.S. Bach-Stiftung, St. Gallen |
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カタログ番号 | :BSSG-B261 |
ルクセンブルク生まれの知られざる女性作曲家、ヘレン・ブッフホルツ。裕福な醸造所の娘として生まれた彼女は、幼い頃から音楽の才能を表しましたが、プロの音楽家になることはありませんでした。36歳の時にドイツ人医師と結婚、ヴィースバーデンに移ったものの、夫が急逝。未亡人となった彼女はルクセンブルクに戻り、詩人や音楽家たちと親交を深めたことで、自身も本格的に作曲をはじめました。後期ロマン派の伝統を継ぐ彼女の作品は、演奏会で好評を博しましたが、いつしか忘れられてしまいました。しかし、1999年に彼女のものであった250曲ほどの総譜が入った2つのスーツケースが発見されたことで、美しく端正な彼女の作品が再び注目されています。このアルバムには彼女の歌曲、バラードと、これらから触発を受けた現代の女性作曲家の作品が収録されています。(2019/07/19 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM309 |