パオリーニ, ヴィンチェンツォ(1979-)
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チェコの音楽家の家系に生まれたドッシェク(1760-1812 ドゥシークとも)は、ピアノ学習者にはお馴染みの存在。彼のソナチネにお世話になった人も多いことでしょう。彼はボヘミアで早期の学習を終えると、オランダ、ドイツからサンクトペテルブルクに渡りましたが、ここで生まれながらの色男ぶりのおかげであったのか、エカテリーナ二世の寵愛を受けることになります。しかし暗殺謀議に関与したと告発されて、サンクトペテルブルクを脱出、その後は数多くの国をさすらいながら、数多くの浮名を流し、また数多くの作品を書き上げました。最終的にはロンドンに行き、ここで妻を娶り、イギリス・ピアノ楽派の基礎を作りあげます。若い頃は美男子でしたが、長年の不摂生のおかげで晩年は体型が崩れ、最後にはピアノの鍵盤に手が届かなくなってしまったといわれます。しかし、その作品は独創的で、時代を先行してたものが多く、ここで聞ける幻想曲も、間違いなくロマン派の作風を持つものです。(2014/11/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0275 |