マギル・パーカッション・アンサンブル
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クリス・ポール・ハーマン(1970-)はカナダ、トロント生まれの作曲家です。クラシック・ギターとチェロ、電子音楽をそれぞれバートン・ウィグ、アラン・ステリングス、ウェス・ウランゲットに学び、1986年にCBCが主宰した若手作曲家のためのコンクールのファイナリストとなりました。作曲家として成功してからは、カナダだけでなく世界各国のオーケストラで自作を演奏しています。このアルバムには2006年から2013年までの7年間に書かれた5つの作品が収録されています。タイトルの「JSB-RS」というのは、バッハとシューマンのことであり、この2人を尊敬しているという彼らしい音楽を聴くことができます。無論、これらは原型をとどめることはほとんどなく、エッセンスのようなものが封じ込められているだけです。例えば「371」にはバッハのコラールBWV371の最後の4つの音から派生しているとのことですが、これは本当に静かに耳を傾けないと捉えることはできません。それよりもたくさんの楽器が奏でる不思議な響きに身を任せながら、自由に漂っているほうが楽しいのではないでしょうか?(2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573303 |