セレムツィンスカ, パウリーナ
Search results:1 件 見つかりました。
現在において、ポーランドのルネッサンス期の音楽というのは、あまり耳にする機会に恵まれていないのが実情です。しかしながら、言うまでもなくこの地にも素晴らしい音楽が息づいていたことは間違いありません。中でも、このミコワイ(ニコラス)・ゴムウカ(1535‐1609)による「詩篇によるメロディ」は当時の音楽文化の中で、最も重要な作品として位置づけられています。記録によると、ゴムウカは完全に音楽に身を捧げていたわけではなく、この詩篇の編纂も他の仕事の合間に手がけられたとされています。一見単純に見えるメロディですが、当時流行した舞曲の形式なども取り入れられた多彩なものであり、また楽譜の解釈も使用楽器の編成や、声などには自由度が与えられており、豊かな解釈の可能性が示唆されています。このアルバムでは、ビウエラ奏者のレイエスがこれらの曲をアレンジ。なんともいえない香り高い響きで、これらの曲を聴かせています。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
---|---|
カタログ番号 | :CDAccordACD214 |