ヘンダーソン, フレッチャー(1897-1952)
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「ブルースの女王」、なんかコソバユイ源氏名である。でも、皆そう言ってるもんな。実は僕も一度も聴いたことがなかった。カーメン・マクレエの方が上手そうだし、ブルージーなのを聴きたければ、それこそダイナ・ワシントンとかの方がぴったりだ。ここで聴くと、ベッシー・スミスの歌はあまりアドリブではない。伴奏のピアニストがメロディを重ねて弾いている(これを今の歌伴の現場でやると誰からも使ってもらえなくなる)トラックが結構あるから。でも、味がある。きっと本物だからだろうな。(2003/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120660 |
(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120672 |
いやあ、前も書いたが、私、歌モノは日頃カーメン・マクレエやメレディス・アンブロッジオなんぞを愛聴してるもので、このベッシー・スミスとか、ダイナ・ワシントンとかは苦手なのですねえ。とは言え、日本版「ブルースの女王」淡谷のり子よりは100倍はアーシーで(でもファンキーではない、あまりにストレートだからかな)「浸透力」は高いです。ここではピアノだけの伴奏も多く、ナマのベッシー・スミスが堪能できます。フレッチャー・ヘンダーソンのピアノは丁寧で小味。この時代のブルースって、意外といわゆる12小節ブルースの典型的コード進行からはずれているのが多いのが私には収穫でした。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120702 |
私、何度も書いたけれどベッシ-・スミスのような「ガブリ寄り」系のブルース・シンガーって、あまり得意でない。ですけど、ジャズの原始形としてのブルースって、押さえとくべき必修課題ではある。いわゆる「ブルージー」な歌い方でないのが意外なところ。個人的に面白かったのが、2曲目 Muddy Water 等でのトロンボーンの「効果音」的用法。ま、J・J・ジョンソン以外のボントロは、皆、効果音的と言えばそうだけれど。思いもかけず、力任せの歌唱法によって「野暮の中の粋」みたいな感じが浮かび上がる瞬間がどのトラックにもある。こういうのが好きな人にはたまらんのでしょうな。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120725 |
(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120756-57 |