ジョリチ, ニコラ(1988-)
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オーストリア生まれの女性作曲家、ヨハンナ・ドーデラーの作品集。建築家の祖父、作家の叔父などを輩出した文化的な家系に生まれ、幼い頃から芸術全般に親しんできたドーデラーは、グラーツとウィーンで作曲を学び、オーケストラ作品や歌劇など数多くの作品を書いています。Capriccioレーベルではこれまでにもドーデラーの作品をリリース、中でも美しい自然を破壊する戦争への怒りが込められたという「交響曲第2番」と“時間の呼吸”と題された「ヴァイオリン協奏曲第2番」が収録されたアルバム(C5245)は、彼女の美質が端的に表現された1枚としてヨーロッパで高く評価されました。このアルバムには最近書かれた室内楽曲が収録されており、ピアノ・デュオや弦楽四重奏といったオーソドックスな編成だけでなく、要所要所にアコーディオンを加えるなど独創的な作品が並んでいます。21世紀の最先端を行く女性作曲家ドーデラーから目が離せません。(2018/10/17 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5342 |
アコーディオン奏者ジョリチの初ソロ・アルバム。彼は長い時間をかけて作品を選び、プログラムの順序にも強い拘りを見せたと語ります。3楽章で構成されたバッハの「イタリア協奏曲」とモーツァルトの「ソナタ」。これらを繋ぐスカルラッティの3つのソナタ(この順序も考え抜かれたもの)、そして最後に珍しいフランクのパストラーレを置き、起点となる音を決めることで、全ての曲が密接に関連を持つように工夫されています。アコーディオンの懐かしい音色で楽しむこれらの作品は、また格別の味わいを有しています。(2016/09/28 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0022 |
チェロとアコーディオンというレアな組み合わせによる様々な音楽集。「歌や舞曲」からインスパイアされたということで、確かに人の声に似た響きを持つチェロにはうってつけの曲ばかりが選ばれています。ベートーヴェンの変奏曲も、本来ならピアノが伴奏を務めるのですが、アコーディオンに替わると素朴な佇まいに変化します。淡々と歌うパーセル、情熱的なチャイコフスキーやドヴォルザーク、妖艶なヴィラ=ロボスと、曲によってその表情も変幻自在。バッハ作品は二人それぞれがソロを披露、一味違う音色を楽しめます。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0023 |