クーセヴィツキー, セルゲイ(1874-1951)
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何とも胸躍る4枚組。この中に古今東西の名弦楽器奏者たちの演奏がたっぷりと詰まっています。総勢69名の時代を超えた演奏家たち。演奏スタイルや解釈は時代によって異なりますが根底に流れている音楽への情熱は普遍です。咽び泣く音色、輝かしい音色、これぞ「琴線に触れる音楽」です。じっくりとお楽しみください。650ページを越える解説書(英語のみ)ではアッカルドからズッカーマンまで300人を越える演奏家たちのバイオグラフィが掲載されており価値ある資料として役立つものです。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558081-84 |
コントラバスの名手として出発したクーセヴィツキー。オーケストラの要の一つであるバス・パートを受け持つ楽器に精通していた彼は、管弦楽作品に対して弛みない構築力を与えました。さらに指揮者として活動をはじめてからは、アルトゥール・ニキシュに強い影響を受け、オーケストラを歌わせることにより専心し、その結果当時ロシア最大と目されるようになりました。北欧のロマンティシズムの色濃く香るシベリウス、あまりに有名な2番の最終楽章の壮大・絢爛さは、ボストン交響楽団のイメージを一新するやもしれません。(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110170 |
子どものための愉快な音楽、「ピーターとおおかみ」は1936年に書かれましたが、この曲の最初の英語版ナレーションの録音を行ったのもクーセヴィツキーです(1939年R・ヘールによる)。この演奏が長きに渡って多くの人に愛されたにも関わらず、こちらの1950年のエレノア・ルーズベルト(32代アメリカ合衆国大統領夫人)によるナレーションのものはLP盤は存在するものの、CDとしては復刻されておりません。シベリウス、グリーグも初CD化です。(2008/09/10 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111290 |
シベリウス(1865-1957)って何となく昔の作曲家のようなイメージを抱いている人が多くないでしょうか?しかし20世紀の初めは「同時代の作曲家」として活躍、当時の名指揮者たちが挙って彼の作品を演奏、録音していたのです。このアルバムに収録されているのは4番と6番、7番の歴史的録音であり、どれもが貴重なものです。とりわけフィンラドの指揮者シュネヴォイトは、あのカヤヌスの死後に第6番の初演を行い、この明快な録音を残したことで知られています。そして、ストコフスキーの魅力的な演奏ももちろんのこと、クーセヴィツキーの強烈なパフォーマンスも、その後のシベリウス解釈に大きな影響を与えたものです。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111399 |
クーセヴィツキーがモントゥーの後継としてボストン交響楽団に着任した1924年は、シベリウスが最後の大作であり最大の傑作でもある交響曲第7番を作曲した年でもありました。翌年第7番の「双子の片割れ」ともいえる交響詩「タピオラ」を最後に、シベリウスは筆を折りますが、以降30年代にかけて、シベリウスの評価はもっとも高いものとなります。この時期、シベリウス協会は作品の録音企画を進め、彼の作品を高く評価し積極的に取り上げていたクーセヴィツキーに録音を依頼したのでした。この歴史的名演は音質に難がありましたが、デジタルリマスタリングによって、その点も改善されています。(2004/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110168 |
昨今の、そつのない定型化された演奏とは一線を画す、強烈な個性に彩られたクーセヴィツキーのタクトさばきが如実に現れた一枚です。バルトークの悲歌での哀切、終曲でのリズムの巧みさ、「展覧会」における色彩感の豊富さ、クライマックスの華々しさ。そしてなにより曲全体をたゆまなく構成し、劇的な展開を繰り広げていく、そのスケールの大きさ。ヴィルトゥオーゾ指揮者と言っても過言ではないでしょう。ノイズも少なく良好な音質。加えて、バルトークでは現在ではあまり演奏されない初稿が用いられているのも着目されます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110105 |
混沌を深めていた近代音楽の世界で、多くの作曲家が新しい手法を模索する中、一歩抜きん出たのがプロコフィエフでした。「鋼鉄」と称された荒涼とした不協和音、比類のない推進力が彼の音楽の身上であり、ヴァイオリン協奏曲もその特色が強く現れています。一方、ほぼ同時代のロシア系アメリカ人グルーエンバーグはジャズのイディオムを巧みに取り入れ、ユーモラスで斬新な音楽を生み出しました。エルガー、ウォルトンの協奏曲に続く第2弾、「現代」音楽に着目したハイフェッツの肖像を伝える貴重な一枚です。(2001/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110942 |
ウィリアム・カペル(1922~1953)は、将来を嘱望されながら、わずか31歳で飛行機事故のために生命を落としたピアニストです。第2次世界大戦の影響によるナショナリズムの興隆のなかで、アメリカ生まれのピアニストとしての期待を一身に担った人でした。その若々しいひたむきさとテクニックの冴えは、物憂げな容貌ともあいまってファンを魅了しました。ここで弾いているロシアの作曲家たちの作品は、いずれも彼がオハコとしたもの。特にハチャトリアンのピアノ協奏曲は彼の代名詞のようになったもので、冷戦直前のアメリカで高い人気を得ました。(山崎浩太郎)(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110673 |