ポリック, カレン・ベントリー
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ドイツで生まれ、ウィーンを拠点に活躍したロマン派の作曲家ヘルマン・グレーデナー。存命時には作曲家、教師として尊敬を集めましたが、没後は次第に忘れられ、現在では彼の作品を耳にすることはほとんどありません。2曲のヴァイオリン協奏曲は彼の代表作でありながら、このアルバムが世界初録音となります。ドイツ風のかっちりとした構成と、美しいメロディに溢れた全曲からは、確かにブラームスやシベリウスの影響も感じられますが、第1番の終楽章で聴かれる民謡風の旋律や、ベートーヴェン作品を思わせる決然とした主題が魅力的な第2番の第1楽章などからは、グレーデナー独自の確かな作曲技法をうかがい知ることができます。存分に歌う魅力的なヴァイオリンの響きをお楽しみください。(2019/11/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0528 |
1960年、モスクワで生まれたイヴァン・ソコロフ。教養豊かな家庭に育ち、幼い頃からピアノを始め、8歳の時から作曲を学びました。12歳の時にはネイガウスの高弟レフ・ナウモフに師事、彼から強い影響を受け、後に「私の人生で最も大切な人」と呼んでいます。モスクワ音楽院を卒業後、作曲家として活躍を始めたソコロフは初め前衛的な作品を書いていましたが、後に急進主義を否定し、チャイコフスキーやグラズノフを思わせる伝統的な書法へと回帰していきます。このアルバムにはごく最近の作品を中心に収録。スクリャービン風の「ポストリュード」や、ラフマニノフ風の「エレジー」など、ソコロフの作風が味わえる1枚です。伴奏は全てソコロフが担当、ソリストのポリックはヴァイオリンとヴィオラ、ピアノを自在に操り、作品の真価を伝えます。(2020/08/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0560 |
1938年ウクライナ生まれの作曲家ヴィルコ・バレイ。1949年に難民となり祖国を離れ、現在はラスベガスに在住する彼は、長い間エミリー・ディキンソンの詩に魅了されており、このアルバムに収録された2作品も彼女の詩からインスパイアされたものです。「Uniforms of Snow 雪の制服」はソプラノと小編成のオーケストラのための歌曲集で、マーラーやベルクの伝統を継承するかのように抒情に満ちた音楽です。バレイ自身が指揮するクリーヴランド室内交響楽団の色彩豊かな響きを味わってください。また抑制された表現が際立つ「無言歌」は、アルヴォ・ペルトを思わせる静かな曲集です。(2023/09/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0681 |