ハーシュ, レベッカ
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20世紀イギリスを代表する巨匠ブリテンによる、シブい弦楽器のための協奏的作品2題です。両曲とも禁欲的・内向的で暗めの雰囲気に満ちていて、非常に高度な技巧が課せられた独奏パートが、オーケストラと一体となって緊張感に満ちた音楽を奏でていくのが特色となっています。もちろんシブいといっても必要以上に難解ということはなく、高音の用法が印象的でスピード感に溢れるヴァイオリン協奏曲の第2楽章、あるいはモノローグ風な展開の中で多彩な技巧が繰り広げられる、チェロ交響曲(作曲者と親交のあった大チェリスト、ロストロポーヴィッチに献呈)の終楽章などは、いかにもカッコいい音楽でもあります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553882 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.224059 |
シェーンベルクの師匠であり、後期ロマン派と12音音楽の接点に位置するベルクですが、その分野における20世紀屈指の名作といわれるヴァイオリン協奏曲には、そういった彼の歴史上での位置がよく表れているといってよいでしょう。アルマ・マーラーの幼娘のレクィエムとして書かれたこの作品(「ある天使の思い出に」の副題あり)は、12音技法を用いながらも、まさにマーラーに通ずるような濃密なロマン的情念に満ちています! バッハのカンタータ第60番「おお永遠、そは雷の言葉」からの引用も極めて効果的ですし、独奏ヴァイオリンが天上へ昇っていくかのような、感動的なエンディングはナミダモノの美しさです。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554755 |
20世紀も末になって何故か大ブレイクしたエストニアの作曲家ペルトの事をもっと知りたい貴方に贈るアルバムです。収録曲中、最も頻繁に演奏される「タブラ・ラサ」は特に2が聴き物。この静寂はペルトならでは、何故だか癒されてしまうのです。後の2曲は、現在の作風に至るまでのペルトの軌跡を振り返るものです。「コラージュ」は64年の作で、彼も難しい音を使っていた事がわかります。「交響曲第3番」は71年の作で、聖歌やルネッサンスの音楽に強い影響を受けたことが明らか、これはこれで一聴の価値がある怪作と言えるでしょう。(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554591 |