ターリヒ, ヴァーツラフ(1883-1961)
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「歴史的名演」は数あれど、「わが祖国」の中から一枚選ぶと言うことになれば、54年のこのターリッヒをはずすことは出来ないでしょう。この伝説的な演奏が、すばらしい音質で復刻されました。「ヴァルタヴァ」のメロディーの高らかな歌わせ方、「シャールカ」などに出現する民族舞曲のリズムの小気味よさ、そして終曲「ブラニーク」の突進力と、いずれの箇所を取っても、とぎすまされた集中力と豊かなオケの響きを聴くことが出来ます。各楽章に別れそれぞれ標題が与えられていながら、全編にわたって現れる「ヴィシェフラド」の主題を軸とした緊密な構造を持つ一大叙事詩であることを、まぎれもなく喚起させてくれるまさに歴史に残る名演中の名演です。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111237 |
この録音は、ドヴォルザークの交響曲第7番(8.111045)とともにアビー・ロード・スタジオでの2日間のセッションで録音されたチェコのカリスマ指揮者ターリッヒの偉大なる演奏です。中でも「ソコル祭典行進曲」は彼の唯一の録音であり、今回が初CD化となる貴重なものです(LPにもなったことはありません)。スークの音楽の持つ牧歌的で明るい雰囲気がこの上なく表現された素晴らしい記録は、スラブ魂を理解する上で必要不可欠なものとして永遠に記録されることでしょう。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.112050 |
新世界より帰国したドヴォルザークを迎えて設立されたチェコ・フィル。何人かの指揮者を経て、世界に名をとどろかす優等なオケにレベル・アップしたのは、ターリッヒの尽力によるものでした。ともすれば鈍重になりがちなドヴォルザークの作品において、ターリッヒはメロディーラインを大きく歌わせること、その対照として、民族的な舞曲のリズムを鋭く刻むことによって、きりっとした演奏に仕立て上げることに成功しました。彼の細部まで入念に磨き上げられた演奏を聴くと、ドヴォルザークのオーケストレーションが、いかにバランスよく秀でたものであったかも判ります。(2006/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111045 |
チェコの名指揮者ターリヒ。彼のレパートリーのほとんどは、いわゆる「お国もの」。なかでも彼が育て上げたチェコ・フィルによるドヴォルザークの数々の名演は今でも最高のものとされています。このスラヴ舞曲と序曲の録音は1935年。彼の経歴の頂点の時期の溌剌たる演奏です。若干ゆったり目のテンポを取り、明朗で堂々たる素晴らしいスラブ舞曲。「謝肉祭」の第2主題での美しい弦のポルタメントなど聴きどころは枚挙に暇がありません。今回の復刻は、原盤の音の欠落をいくつかの複製から持ち寄り補うことにより、理想の形でお聴きいただけます。(2009/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111331 |