ヴィレーン, ニクラス
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(2010/06/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557953-54 |
大管弦楽の魅力炸裂! スウェーデンの名匠、アルヴェーンのロマンティックな作品4曲をお届けします。どれもが充実作ですが、特に「山の王」は魅力満点といえましょう。聴き手を一気に物語の世界に引きずり込む雄大な「祈り」を筆頭に、ハープが効果的に使用され、神秘な旋律がたっぷり歌われる「小人の乙女の祈り」と「夏の雨」、ちょこまか動く弦楽器が愛らしい「羊飼いの少女の踊り」と、いずれも強烈な個性と親しみやすさを兼ね備えたものです。また「祝典序曲」の盛大なファンファーレとポロネーズのリズムにも、たかが機会音楽とは侮れない強烈なインパクトがあります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553962 |
スウェーデンの名匠アルヴェーンの交響曲第2番は、演奏時間が50分を超える大曲ですが、素晴らしいオーケストレーションと多彩なインスピレーションに溢れており、時間がたつのを忘れるほどです。優しさと明るさに満ちたロマンティックな第1楽章、哀感たっぷりで葬送行進曲風の楽想を持つ第2楽章、粗野なまでのエネルギッシュな主部と伸びやかなトリオが好対照の第3楽章、そして重苦しい雰囲気の前奏曲と、パワフルで擬バロック風な趣もあるフーガで全曲を堂々と完結する第4楽章と、それぞれの楽章が豊かな個性を持っているのも、この曲の一大特色でしょう。また「放蕩息子」は最晩年の作品ですが、シンプルで大変に活気のある音楽となっています。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555072 |
色彩的でありながら渋さも感じさせるオーケストレーションが魅力のアルヴェーンですが、「岩礁の伝説」は「この世で最も美しい管弦楽曲」の一つといって間違いありません。作曲者自身、暗い嵐の海の情景がインスピレーションの源であることを述べていますが、寄せて返すようなハープのアルペジオにのって、各種楽器がどこまでも果てしなく哀愁漂う旋律を歌うさまには、露骨描写的要素は皆無であるにもかかわらず、目の前にそのような情景が浮かぶかのような感があります。同様にやや暗さが勝った「ダラ狂詩曲」、より明るく幸福な気分も感じさせてくれる交響曲第3番もともに究極の美しさ。心行くまで味わい尽くして下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553729 |
隠れた定番!?というべきか、男女の愛をインスピレーションの源とした音楽は、さまざまな作曲家によって手がけられています。まだまだ知名度の低い作曲家ではありますが、当盤収録のアルヴェーンの交響曲第4番は、そういった作品の中でも、最も注目すべきものの一つといえましょう。というのも、何とソプラノとテノールのヴォカリーズを導入しているからです。第1楽章では別々に登場した両パートは、第3楽章では絡み合いながら、濃密な愛の歌を聴かせてくれます。併録の「祝典序曲」も、オーケストレーションの達人であったアルヴェーンの見事な手腕を示す佳作で、なかなかキャッチーな主題と壮大な盛り上がりで楽しませてくれます。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557284 |
アルヴェーンは、交響曲第4番の作曲後20年以上たって第5番に着手しましたが、その完成への道は険しいものでした。第1楽章は難なく完成することができたものの、全曲の完成までは10年の期間を要し、その後も改訂を行い、最終2楽章については、ついに満足の行かないままで遺されてしまったのです。確かに劇的な緊張に富む第1楽章に比して、後続の楽章は若干印象に乏しいような感もありますが、アルヴェーンらしさも出ており、後世の我々は、あからさまな未完とならなかったことを吉とすべきかもしれません。アンダンテ・レリジオーソは、自作の「黙示録カンタータ」からの抜粋編曲で、弦、ハープ、チェレスタが夢のように美しい響きを紡ぎ出します。(2007/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557612 |
アルヴェーンは、生涯に3本の映画のために音楽を書きました。当盤ではそのうちの2つから編まれた組曲を収録しています。いずれも彼の練達のオーケストレーション技術と民俗風味がマッチした、良質の音楽といえましょう。「ソールバッケンのシュノーヴィ」は牧歌的なムードが強く、フィドルを思わせるかのように、ヴァイオリン・ソロがあちこちに顔を出します。農村における不倫物語を題材とした「ビュグデサガ」は全体に暗い雰囲気に包まれていますが、こちらではよりシンフォニックな表現が目立ちます。「エレジー」は典型的な葬送曲ですが、途中で登場する甘く切ない旋律がとりわけ印象的です。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557828 |
スウェーデン生まれの美しいヴァイオリン協奏曲三題ですが、それぞれに反映されている作曲家の個性や時代の空気の違いもあり、多彩な楽しみ方のできる一枚です。ベルワルドの作品は18~19世紀の変わり目の頃の作品だけあって、ベートーヴェンやパガニーニの協奏曲を髣髴とさせる初期ロマン派の香りがある一方、ステンハンマルの作品は後期ロマン派らしい甘美さと哀愁、劇性を濃厚に感じさせます。そして一番の大作であるアウリンの作品は、その規模にふさわしいブラームス張りの重厚さ(ソロ・オーケストラ共に)と、北欧作品らしい凛とした叙情性がチャームポイントとなっています(第1楽章などちょっとシベリウス的かも?)。(2000/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554287 |
今ひとつマイナーなイメージが付き纏うニルセンですが、当盤を聴いていただければ、その親しみやすい魅力の一端に触れていただけることと思います。序曲「ヘリオス」は、エーゲ海での日の出と日の入りを音楽化するという、わかりやすい構想を持ちますが、息の長いクレッシェンドやディミヌエンドの妙、フーガ的な手法も導入した職人芸は、見事というほかありません。吹奏楽用の編曲でも演奏される「アラディン」組曲も、エキゾティシズムの演出、クライマックスでの圧倒的な盛り上がりと、よい意味での通俗性にも事欠かない上に、重層的な音の積み上げには高度な独創性がうかがわれ、隠れた名曲と申せましょう。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557164 |