カズノフスキ, ミハウ
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嗚呼ヴィオラよ! いつも日陰者扱いをされるお前のためにも、こんな素晴らしい曲があるとは!! この楽器に対するものとしては異例なほど、高音域の活用と運動性への高度な要求がなされるだけあって聴き応えは抜群、手に汗を握る思いです(第3楽章終結部など本当にスゴい)。ピアノパートの華麗さや、モダンでありながら親しみやすい旋律と和声など、(まだまだマイナーですが)まさに超名曲の条件が完全に揃った傑作と申せましょう。やはりパワフルなピアノが印象的なピアノ四重奏曲、オーボエと弦の線の対比と調和が見事としかいいようのないオーボエ五重奏曲と、併録の2曲も素晴らしい出来映えです。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555931 |
今やリリースされる録音全てがイギリス近代音楽ファンの注目の的となるマッジーニ四重奏団、今回はアーサー・ブリスの室内楽を取り上げます。当盤の3つの収録曲は作曲年代の新しい順に並べられています。「弦楽四重奏曲第1番」は、ブリスらしい明快なリズムと叙情的な旋律が楽しめ、かつ本格的な四重奏曲に仕上がっています。「会話」は作曲者が、"フランスの6人組"と出会った頃の作品で、楽器編成から軽妙な曲想から、いかにもフランス近代らしい作品。イ長調の弦楽四重奏曲は第一次世界大戦中の作品で、まるでラヴェルの室内楽を聴いているかのような透明感、心地よいことこの上ありません。(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557108 |