ウッディ・ハーマン・ウッドチョッパーズ
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僕等、70年代以降のウディ・ハーマン楽団しか知らない人間にとっても、ハーマンはとってもモダンな爺だった。30年代にあってもこれがびっくり、当時としては凄くモダンなサウンド。クラリネットって、結構高音域は「いい音」がしないものだが、ここでは全く意に介さず、リードノートを吹くアレンジを多用。リズムもいわゆるエスニック系を多用するかと思えば正統スウィングビートまで、よく練られたサウンド構成。ここぞという瞬間に御大(と言ってもこの頃は若手バリバリ)のソロ登場。いやあたまりませんな。正確には時代がずいぶん異なるのだが、アントニオ・ロッカやルー・テーズ全盛時のアメリカン・プロレス的職人芸の凄みを見る思いだ。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120658 |
ウディ・ハーマンは常に時代の先端サウンドを追い求めていたバンド・リーダーであることがよく判る音盤。2曲目ではルンバ、13曲目は、イゴール・ストラヴィンスキーの名を曲名にしている(この返礼にストラヴィンスキーはハーマンをソロイストに想定したエボニー・コンチェルトという曲を作っている)。とにかくモダン。そして、「サンダリング・ハード」の名に恥じない炸裂するバンド・サウンド。一緒に演奏したら気持ちいいこと必定。6曲目のニール・ヘフティの曲、まさにフルバンの音。とにかく、これ、いいスよ。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120739 |