ボルチアーニ四重奏団
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ボッケリーニといえば、かの有名な「メヌエット」、弦楽合奏は得意中の得意、というわけで、彼の弦楽四重奏も見逃せないジャンルです。そのスタイルは正に同時代のハイドンと共通、これほど耳に滑らかな音楽を書けるとは、只者ではありません。19世紀に至るまで大いに愛好されたのも頷けます。暗く始まり明るく終わる「ホ短調」の終曲11のユーモラスな盛り上がりなど、作曲者の真骨頂を示すものです。奏でるのは、一世を風靡したイタリア弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者の姓から名前をとり、伝統の継承を目指して設立された四重奏団、母国の作曲家への愛着には並々ならぬものがあります。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555042 |
ボッケリーニの弦楽四重奏曲は、ほぼ同時代を生きたハイドンのそれと同じように、誰が聴いても楽しく美しく、そして機知に富んだものといえましょう。急速楽章での快活さ、緩徐楽章でのカンタービレの豊かさ、どちらも共に隙の無い、見事な筆致で仕上げられています。各曲で一つずつ聴き所を紹介するならば、第3番では短調による中間部が味わい深い第2楽章、第4番ではボッケリーニ自身の楽器であったチェロの大活躍が目覚しい第1楽章、第5番ではヴァイオリンが技巧的なアルペジオの連続によるカデンツァを披露する終楽章、第6番では半音下降モティーフによる嘆きの歌が印象的な第2楽章、といったところでしょうか。(2002/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555043 |