ウォルドロン, マイケル
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Ochird Classics通算200枚目のリリースとなるアルバムは、イギリスを代表する作曲家たちの作品を集めた1枚です。合唱が盛んな英国らしい選曲はもちろんのこと、2022年のヴォーン・ウィリアムズ生誕150年を記念するアルバムにもなっています。冒頭に置かれたヴォーン・ウィリアムズの「5つの神秘的な歌」は弦楽とピアノの伴奏によるバリトンを伴う合唱のための編曲。これは作曲家自身のアレンジで、このヴァージョンは世界初録音となります。英国歌曲でおなじみ、ベテランのバリトン歌手ロデリック・ウィリアムズがソリストを務めました。アンドルー・ステイプルズが歌うレノックス・バークリーの「オーランド・ギボンズの賛歌による変奏曲」も世界初録音。約70年前のオールドバラ音楽祭で初演され、ブリテンが「素敵な作品」と称賛した曲です。ウォーロックの人気作「カプリオール組曲」が続き、最後はオーケストラのパートを合唱が歌うという驚きのアレンジによる「揚げひばり」で締めくくられます。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100200 |
イギリスの指揮者マイケル・ウォルドロン率いる「ロンドン・コーラル・シンフォニア」はトリニティ礼拝堂でのコンサートを開催するために、2008年、ケンブリッジ大学の若く才能ある学生たちによって結成された声楽アンサンブル。年間を通じイギリス国内の様々なホールで幅広いレパートリーを披露しています。このアルバムでは、伝承曲を始めとしたお馴染みのクリスマス作品を心を込めて歌っています。どの曲も手の込んだアレンジが施されており、編曲を担当した一人、デヴィッド・ウィルコックスは現代イギリスにおける劇場音楽の第一人者たちです。またマックス・パッペンハイムはこのアンサンブルのオルガニスト。歌手たちの声を知り尽くした変幻自在なアレンジが見事です。とりわけ「オー・ホーリー・ナイト」ではオルガン、トランペットの華やかな響きと、中間部の荘厳な対位法が聴きどころです。(2019/11/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100110 |
ロンドンに生まれ、アフリカ系音楽家のパイオニア的存在として特にアメリカで高い評価を得たサミュエル・コールリッジ=テイラー。この2枚組は彼の宗教的な合唱曲と世俗的な合唱曲が収録されており、多くは初めて録音されたものです。コールリッジ=テイラーの合唱音楽に興味を持ち、その音楽性の深さと多様性に感銘を受けた指揮者のマイケル・ウォルドロンによってこのリリースが実現しました。収録された作品はシンプルな曲からカンタータを思わせる壮大な曲まで多彩な雰囲気をもっています。(2023/06/23 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100247 |
キリスト教の聖週間(受難週)の時期には、人を内省や瞑想に促すような落ち着いた音楽のアルバムが多くリリースされます。合唱王国イギリスから登場する本アルバムも、エルガーの「永遠の光」をはじめとした、内省と癒しを感じさせるもの。特筆すべきは50分余りの大作「魂の中の剣」で、トリニティ・カレッジのオルガン・フロアの一画にある食器棚の中に放置されていた楽譜の束から、このアルバムの指揮者マイケル・ウォルドロンが見つけたもの。当初は楽譜は順番もバラバラでしたが、 フランシス・グリアの作品のファンだったウォルドロンには響くものがあり、時間をかけて研究・再編して録音にこぎつけました。聖十字架を契機としてキリスト磔刑の意味と意義に思いを致すテキストにつけられた壮麗な音楽がナレーションや器楽演奏をはさんで展開します。(2023/04/07 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100223 |
名ピアニスト、スティーヴン・ハフが書いた無伴奏合唱曲を収めた1枚。ハフは歌が好きで、2歳になった時には童謡を70曲も覚えていたそうです。ハフによれば「人生最初の20年は作曲に熱中していたが、次の20年はすっかりご無沙汰していた」そうで、高校時代にブリテンの『ミサ・ブレヴィス』に感銘を受けてミサ曲を書きましたが、その後はアンコール用の編曲以外に楽譜を書くことはなかったといいます。そんな彼が40代前半になって作曲活動を再開した際に、最初に書いたのはこのアルバムに収録されている「アドヴェント・カレンダー」で、これは新年を祝う4部からなるア・カペラ作品でした。やがて彼は次々と合唱作品を発表。2007年にはウェストミンスター大聖堂聖歌隊のために「ミサ・ミラブリス」を作曲。19歳でローマ・カトリックに改宗したハフの信条が反映された見事なミサ曲になっています。また、アンコールのように最後に置かれた「ダニー・ボーイ」はハフにとってとても重要な作品です。スティーヴン・ハフを心から崇拝するという指揮者マイケル・ウォルドンによる演奏でお楽しみください。(2023/09/22 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100256 |
英国の作曲家リチャード・パンチェフ。彼の合唱作品は英国宗教音楽の伝統を継承するものとして国際的に高い評価を得ています。彼はノース・ヨークシャーのリポン大聖堂の聖歌隊指揮者として活動を始めるとともに、ベンジャミン・ブリテンから作曲の指導を受け、その後、オックスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジでサイモン・プレストンとフランシス・グレアに学び、卒業しています。彼の名を高めたのは、1996年に作曲された、オックスフォード大学クライスト・チャーチ合唱団の創立450年を記念の委嘱作「ヘンリー8世の弁明文」で、この作品は作曲家ピーター・マクスウェル・デイヴィスの生誕80周年記念の祝賀会でも演奏されました。2015年のこのアルバムは、彼の良き理解者であるマイケル・ウォルドロンと、ロンドン・コーラル・シンフォニアによる演奏を収録したもの。伝統に裏打ちされながらも、他の合唱作品とは一線を画す個性的なパンチェフの個性を、ウォルドロンは余すことなく表現しています。(2020/09/25 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100144 |
英国の作曲家リチャード・パンチェフの合唱作品第2集。英国宗教音楽の伝統を継承する彼の作品は国際的にも高い評価を受けており、2015年に録音された第1集(ORC100144)でも素晴らしい演奏を披露したロンドン・コーラル・シンフォニアが、続けて美しい歌声を聞かせます。今作は無伴奏合唱曲と弦楽合奏の伴奏による合唱曲が集められていますが、オルガン独奏曲を原曲とする、ベンジャミン・ブリテンに捧げられた2曲の夜想曲は、弦楽合奏とフリューゲルホルンでの演奏です。フランクフルトの夕べのカンティクルスをはじめとしたいくつかの作品は、1993-95年にパンチェフがフランクフルトの「Christ the King」教会の音楽監督を務めていた時期の作品で、ミサ・ブレヴィスや瞑想的な「聖コルンバの祈り」などは2010年から2019年、ヨハネスブルクの「St. George's」教会で仕事をしていた頃の作品です。(2021/10/29 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100175 |
英国の作曲家リチャード・パンチェフの作品集。英国宗教音楽の伝統を継承する彼の作品は国際的にも高い評価を受けています。この第3集はオルガンをフィーチャーした作品に焦点が当てられており、伝統的な3楽章構成で書かれたオルガン協奏曲、新型コロナ感染症のパンデミック中に作曲された2つのコラール前奏曲と、オルガン独奏のための「ファンタジア」をパンチェフ自身が2つのトランペットと弦楽合奏のために編曲した作品を収録。どれも伝統的なコラールや、英国国教会の聖歌を基調とした旋律が用いられた親しみやすい曲調です。器楽曲の合間には3曲の無伴奏合唱作品が置かれ、これらは前2作と同じく、マイケル・ウォルドン率いるロンドン・コーラル・シンフォニアが素晴らしい歌を披露しています。(2022/12/16 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100206 |
「現代英国合唱音楽の頼れるチャンピオンとして急速に成長中」とGramophone誌で絶賛されるロンドン・コーラル・シンフォニア。このアルバムではマイケル・ウォルドロンの指揮によって、フランスの合唱作品を披露します。選曲の中心となるのは、あまり耳にすることのないジャン・ラングレーのさまざまな作品。オルガン曲で知られるラングレーですが、宗教音楽にも素晴らしいものが多く、オルガンの半音階的和声を駆使しながらも、敬虔さを失うことのない「荘厳ミサ曲」をはじめ、世界初録音となるソプラノ独唱の美しい「2つの歌」を含む興味深い作品が並びます。他にはセヴラックやデュプレの合唱曲や、フォーレの「ラシーヌの雅歌」、フランクの「天使の糧」などの有名曲も歌われています。(2024/06/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100317 |