ハルバン, デシ
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ワルターが6才からピアノを学び、シュテルン音楽院に入学した神童であったことはファンの間ではよく知られていますが、彼がピアノを弾いている演奏は、モーツァルトの協奏曲20番の弾き振りと、レーマンの歌うシューマンの歌曲の伴奏、自宅でのショパンなどの録音、およびこのCDが発売されています。根っからのロマン主義者であったワルターでしたが、指揮と同様、このピアノ伴奏でも過剰なルバートやデュナーミクを多用することなく、ハルバンの歌をより格調高く歌わせるような、巧みな指さばきを見せています。第5番はワルターの意外にも古典的な手堅さを見ることができる演奏です。(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110896 |
ワルターの指揮によるフェリアの黄金のコンビによるマーラー。このコンビの出会いは、1947年に「亡き子をしのぶ歌」によって共演したことから始まります。清冽で暖かみを持ち伸びやかな彼女の歌声は、指揮者の気に入るところとなり、後に数多くの録音を残すことになったのでした。「亡き子をしのぶ歌」の歌詞の内容は本来、愛児を亡くした父親の悲哀ですから、男声であるべきだという向きもありますが、フェリアの歌唱技術は、そうした男声・女声の区別を超越した素晴らしさを持っていると、高く評価されています。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110876 |