フィオン(ヘルダーラント&オーファーアイセル管弦楽団)
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ドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルク。幼少期よりヴァイオリニストとして演奏活動を行い、パリ、ウィーン、プラハからイタリア各都市でのツアーで名声を高めました。1790年からはボンの宮廷オーケストラに参加し、若きベートーヴェンと出会ったことでも知られています。現代では主としてヴァイオリン作品の作曲家と見做されていますが、交響曲も10曲ほど書き上げています。これらは1817年、ドイツの有名な音楽新聞“アルゲマイネ・ムジカリッシェ・ツァイトゥング”でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同格扱いされたほどに高い人気を誇っていましたが、次第に忘れられてしまい、彼の存命中に印刷されたのは4曲のみ。そして現在譜面が現存しているのは6曲のみです。今作ではその中から、ケヴィン・グリフィスの指揮により第1番と第3番、序曲「スキピオの偉大さ」が演奏されています。古典派とロマン派を繋ぐ音楽です。(2021/01/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777052-2 |