アンダーソン, ジョン
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「20世紀におけるウェールズの最も重要な女性作曲家の一人」と目されるグレース・ウィリアムズ。幼いころから聖歌隊で歌い、ピアノとヴァイオリンを学んだという彼女は、カーディフ大学を卒業後、王立音楽大学でレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに師事。1930年にはウィーンで1年間勉強するための奨学金を獲得、ほぼ毎夜劇場に出かけ、オペラを見続けたというエピソードを持っています。作曲家としては、学生時代からいくつか作品を書きましたが、初期の作品のほとんどが散逸してしまいその全貌を知ることはできません。このアルバムには1930年以降に書かれた室内楽作品を収録。バルトークやショスタコーヴィチを思わせる「ヴァイオリン・ソナタ」、彼女が愛したトランペットが活躍する「六重奏曲」、ストラヴィンスキー風の「9つの楽器のための組曲」などの1930年代の作品と、ヴァイオリン教本のために書かれた「ロンド」など晩年の作品をバランスよく配した興味深い1枚です。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571380 |
女性作曲家ヘレン・ハーバーションは自然界からインスピレーションを受けており、四季の変化や気候変動による自然の脅威などを音楽にすることに情熱を傾けています。このアルバムに収録された作品は、彼女の良き理解者であるピアニスト、ジョン・レネハンが、クラリネット奏者でもあるハーバーションを中心としたオーケストラとアンサンブルのためにアレンジを施したもの。各々の曲の特徴を生かし、広大な風景が目の前に広がるかのようなリアルな仕上がりを見せています。また、レネハンのピアノ独奏による「Farewell Ice」も氷の煌めきを思わせる粒の揃った音が魅力的な作品です。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25191 |
フランスの作曲家、マイヤーの作品集です。彼は1955年にローマ賞を受賞、フランスの先進的な作曲家として輝かしいキャリアを歩み始めたのですが、1960年、29歳の時に突如作曲活動を止めてしまいます。しかし、21世紀になって活動を再開した頃に、偶然出会った被爆二世の女性を通して母親である「ハマ・キョウコ(濱恭子)」の壮絶な被爆体験を知ることになります。彼女は大阪の戦禍を避け、広島に避難していた時に原爆被害を受けてしまいます。その体験に深く心を揺り動かされた彼は、カンタータ「ヒロシマを生きぬいて」を作曲しました。そして、指揮者のデルヴィス=ブルニアス氏、など多くの人の力を得て、この録音が実現したのです。曲の最初では悲惨な情景が目の前に浮かぶでしょう。しかし、副題が示す通り、これは「希望、命への讃歌」であり、戦争の悲惨さを通して平和への強い願いがこめられているのです。作品が生まれるきっかけとなったエピソードもお届けいたします。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572623 |
(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :Royal Philharmonic Orchestra |
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カタログ番号 | :RPOSP005 |