モンテシノス, アナベル
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スペイン出身で84年生まれという若さのモンテシノスは、12歳でソロ演奏会を開くという早熟ぶりで、タルレガ国際ギター・コンクールで優勝するなど、その才能を順調に開花させてきました。ナクソスへのリサイタル盤は、冒頭のアグアド作品からして、深い悲しみに包まれた音楽表現が見事。徒に技巧を振りまくのではなく、音楽に奉仕する姿勢が感動を呼びます。特にタルレガの憂愁に満ちた小品に抜群の適性を見せます。リョベートが「ソルの主題」と呼んでいるのは、実際には、かの有名な「フォリア」の旋律で、作曲者は技巧的な変奏曲に仕立てています。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557294 |
2003年3月に録音されたモンテシノスのNAXOSデビュー盤から早や8年。当時も「上品な柔軟性」と「完璧な技術」が高く評価されたのですが、このアルバムでは更に深化した彼女の音楽性を感じることができます。幾つものコンクールで上位に入賞、2010年には有名なミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギターコンクールの優勝者となりました。アルバムの冒頭から炸裂する力強い音色は、本当に只者ではありません。グラナドス、リョベート、ロドリーゴなど鉄板のレパートリーを次々と弾きこなしていきますが、要所要所にこぼれ落ちるほどの抒情性も感じさせてくれます。次々と登場する名ギタリストたちの中でも、一際輝く存在となることは間違いありません。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572843 |
若手ギタリストの登竜門として知られる「ミケーレ・ピッタルーガ国際ギター・コンクール」。1968年からジェノヴァ近郊のアレッサンドリアで、この町出身のギター研究家の名を冠して開催されている権威あるコンクールです。1977年、第10回コンクールの優勝者は日本を代表するギタリストの一人、山下和仁でした。2007年からは優勝者のリサイタル・アルバムがNAXOSから発売されることもコンクールの魅力の一つとなっています。このアルバムは2006年から2015年までの優勝者のアルバムからコンパイルしたもの。多彩な曲と優れた演奏は、このコンクールのレヴェルの高さを雄弁に物語っています。/(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573850 |