ゴフ, モーガン
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オーストラリアの作曲家、ジョン・カーマイケルの作品集。彼の作品は、ラフマニノフを彷彿させる華麗な響きと、ジャズのイディオムを含むネオ・ロマンティックの作風を持ち、その親しみ易い音楽は多くの聴き手から支持されています。このアルバムにはピアノ協奏曲を中心に、ヴィオラが美しく歌う「アリア」やアルバム・タイトルにもなったピアノ三重奏曲「Toward the Light 光に向かって」など5曲の室内楽曲を収録。「On the Green オン・ザ・グリーン」ではクラリネット奏者の橋本杏奈が参加しています。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDX21103 |
2005年に98歳でその生涯を閉じた作曲家、アーノルド・クック(1906-2005)。彼はイギリスのゴマーサルに生まれ、ケンブリッジ大学で歴史を学ぶも、音楽の道を志し、1929年からベルリン音楽アカデミーでヒンデミットに師事、ピアノと作曲を学んだという人です。1930年代には、その作品が高く評価され、数多くの演奏会が催され、いくつかの賞も獲得しましたが、それらは主に管弦楽作品の評価であって、ここで聞けるような室内楽作品はあまり重要視されることはなく、ほとんど忘れられてしまったのでした。この3つのソナタもそのような作品群で、1940年に出版された「ヴィオラ・ソナタ」の初々しい機動力と、その40年後の作品である「チェロ・ソナタ」の憂愁に溢れた渋さの違いを楽しむだけでも、このアルバムを聴く価値があると言えるでしょう。現代作品とは言え、聴いていてふっと安心できる音楽に満たされているところが素晴らしいの一言です。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571362 |
オックスフォード出身の作曲家、レノックス・バークリー(息子のマイケルも作曲家)は、生涯に100以上のほとんど全てのジャンルに渡る作品を書き、イギリス近現代音楽の発展に寄与しました。少々地味な作風のせいか、あまり聴かれる機会は多くありませんが、ここに収録されたホルン三重奏曲は、彼の代表作として時折演奏されています。名ホルン奏者、デニス・プレインのために書かれたこの作品は、聴いてみるとわかるとおりなかなかの充実した音楽で、友好的なテーマで始まる第1楽章、哀切な第2楽章、そしてモーツァルト風の主題が様々に変奏されていく第3楽章、と一切ムダのない凝縮された書法で書かれています。晩年に書かれたピアノ五重奏曲は、この頃の彼が十二音技法を採用していたこともあり、極めて難解な音に終始していますが、絡み合う各楽器のメロディにはどことなく解放感もあり、なかなか侮れない音楽となっています。(2010/06/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572288 |