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ニソネン, ヤンネ

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    リース:交響曲第1番、第2番(タピオラ・シンフォニエッタ/ニソネン)

    【にわかに脚光を浴びるリースの交響曲。北欧から全集録音がスタート!】フェルディナント・リースは人気コンポーザー・ピアニストとして欧州各地を席巻し、ピアノ・ソナタやピアノ協奏曲をはじめ、交響曲、弦楽四重奏曲からオペラやオラトリオに至る幅広いジャンルに作品を書きました。しかし師が余りにも偉大であったためか、「ベートーヴェンの弟子」のイメージが強く、その交響曲もベートーヴェン作品を思わせるフレーズが出て来ることに関心が向けられがちで、なかなか独自の評価を得られずにいました。状況が変わったのは2020年代になってから。日本でリースの評伝が出版され、2024年2月には飯森範親の指揮でパシフィック・フィルハーモニア東京が全曲演奏会を開始。更にリースが1813年に演奏会を行ったことのあるフィンランドのONDINEから交響曲全集の開始が発表されたのです。リースの交響曲全集録音はハワード・グリフィス指揮、チューリヒ室内管(1997-2002、cpoレーベル)が今のところ唯一の存在。ここに登場したニソネン盤はオケのサイズは大差無いと思われますが、アプローチにはかなり違いがあります。基本テンポが快速であること、舞曲を思わせるフレーズでの軽やかに跳ねるような処理、アクセントの利いたティンパニやブラスなど、古楽演奏のスタイルに通じる点が多く、音色は多彩で楽想ごとの表情付けは細かく且つ濃密。ころころと表情を変えてゆくリースの音楽を、爽快な流れに乗って細大漏らさず伝え、その創意の豊かさで聴き手を驚かせます。世界初の全集として高品位のスタンダードを目指したであろう端正なグリフィス盤に対して、ニソネン盤は作品の持つ感情表現のポテンシャルを引き出すことに挑戦し、見事な成果を挙げています。ベートーヴェンの名を借りなくても、聴く人を驚かせ感心させる作品であることを知らしめる快演と言えるでしょう。ヤンネ・ニソネンは、ヴァイオリンを学びソリストやオーケストラのリーダーを務めた後、指揮を始め、ヘルシンキ・フィルやフィンランド放送響などフィンランドの主要オーケストラを指揮しています。タピオラ・シンフォニエッタは1987年の創設で、その高度な演奏能力は現代音楽の分野でいち早く評価されてきましたが、近年では古典的作品だけではなくブルックナーやマーラーの交響曲なども手掛けています。常任メンバーは44名で、この録音では第2ヴァイオリン首席を城代さや香(きのしろさやか)が務めています。ONDINEからは年内に第3番と第4番の発売を予定しています。(2024/05/03 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1443-2