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トロント室内管弦楽団

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    S. アーノルド:6つの序曲 Op. 8/付随音楽「マクベス」(トロント室内管/マロン)

    英国のアーノルドと言っても現代の同姓の作曲家ではなく、18世紀に劇音楽の世界などで名を馳せた人物です。当盤は全て世界初録音で、アーノルドの現存する管弦楽曲の全てを収録し、また一人、18世紀音楽の豊潤な世界の具現者をご紹介します。序曲というタイトルの作品集は、実質的には3楽章形式の交響曲と言える内容で、急速楽章の爽快さ、緩徐楽章の優美さ、いずれも卓越したものです。得意の付随音楽は色彩感にあふれ、当時の人気作曲家という事実も頷けます。マロン率いる、美麗の極みと言える演奏で蘇るのは、作曲者にとっても幸せなことです。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557484

  • アダージョ 2

    (2010/06/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578062-63

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    ヴァンハル:交響曲集 4 (トロント室内管/マロン)

    近年評価が高まりつつある、知られざる古典派の大家ヴァンハルの交響曲集です。彼が残した交響曲は90以上ありますが、ここに収録されているのはハイドンが称賛したというホ短調と初期の作品3曲、併せて4曲です。大胆で力強く時には叙情的、なんとも想像力に富んだこれらの作品は聴けば聴くほどに面白く、ひとたび足を踏み入れたなら熱烈な愛好家への道を突き進むしかありません。(2008/05/09 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570280

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    ヴァンハル:交響曲集 3 (トロント室内管/マロン)

    ヴァンハルには、モーツァルト、ハイドン、ディッタースドルフの3巨匠と一緒に、弦楽四重奏を演奏したこともあるというエピソードが残されています。そのことからも、彼が現在の知名度とは対照的に、当時の楽壇でいかに高い評価を得ていた存在であるかが、うかがい知れようというものです。当盤ではなんといってもハ短調交響曲が注目されますが、まさに疾風怒濤の展開で、この作曲家の優れた手腕と感性を示すものです。特に終楽章の疾走感ティンパニの打ち込みを伴った主要主題など、非常に印象的です。もちろんその他の長調作品も充実しており、例えば変イ長調交響曲の第2楽章でのホルンの絶妙な用法など、聴きどころが沢山あります。(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557483

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    オルドネツ:交響曲集(トロント室内管/マロン)

    18世紀という音楽にとって底知れぬ豊潤の時代から、ナクソスはまた一人、忘れられた作曲家にスポットを当てます。ウィーン出身のオルドネツは有名でない貴族の出。70曲を超える交響曲から5曲を収録した当盤。「イ長調」の冒頭を聴けば、音楽のあまりの優美さに驚かされます。「ハ長調」の第2楽章 Larghetto での、ヴァイオリンとチェロのソロが絡む場面のオリジナリティもまた出色。短調の交響曲が絶叫調でなく、淡い悲しみの楽想になっているのも聴きもの。ケヴィン・マロン率いるカナダの演奏家たちは、優美な音楽との相性が最高です。(2006/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557482

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    サン=ジョルジュ:ヴァイオリン協奏曲集(チェン・ジュウ/トロント室内管/マロン)

    サン=ジョルジュはフランス人の植民地入植者とセネガル人女性との間に生まれ、アスリート、剣人でありながら音楽家としても活躍した変り種。経歴も珍しければ音楽もオリジナリティに富んでいます。「ヴァイオリン協奏曲第10番」は聴く者を驚かせることでしょう。技巧的なヴァイオリン独奏パートを中心に展開される楽想はブリリアントかつエレガント。これは18世紀後半の協奏曲の名曲に数えたいものです。遺作の協奏曲ニ長調の第2楽章は、まるでロマン派のような劇性があります。中国人ヴァイオリニスト、ジョウの独奏も見事です。第1集(8.555040)と併せてお聴きください。(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557322

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    チマローザ:序曲集 2 (トロント室内管/マロン)

    第1集8.570508も好評、チマローザのオペラ序曲集です。今回の作品も全曲としてはほとんど聴く機会のないものばかりで、ファンならずとも触手が動くこと間違いありません。チマローザのオペラは当時としては劇的で、斬新なメロディを駆使し安定した管弦楽法が高く評価されていました。そして序曲は全曲の特徴を端的に示すものであり、後に続くドラマへの期待を嫌がおうにも高めてくれるのです。(2008/03/05 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570279

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    ハイドン:交響曲集 30 - 第14番 - 第17番(トロント室内管/マロン)

    当盤収録の4曲は、ハイドンが30代に差し掛かったころ、すなわち長きにわたり勤め上げた、エステルハージ家の音楽監督の職を得たころの作品となります。初期の作品であるためでしょう、めったに演奏されることのない作品たちですが、若きハイドンの筆致の冴えには素晴らしいものがあります。例えば第17番は、かなり規模の大きい、短調によるメランコリックな緩徐楽章を持っていることが特徴的ですが、続く終曲となる快活な第3楽章でも、効果的に短調のエピソードが差し挟まれており、曲全体としての印象が一層深まっています。また第15番のメヌエットでは、トリオ部分にヴィオラとチェロの独奏が登場し、親密な二重奏を楽しませてくれます。(2006/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557656

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    ハイドン:交響曲集 31 - 第18番 - 第21番(トロント室内管/マロン)

    交響曲を本格的芸術音楽に高めたハイドンの仕事は、さすがに違います。当盤収録の4曲は作曲年代も近く、編成はオーボエ、ホルン、弦楽、通奏低音で共通しているのに、よくよく見ると各々が個性的。楽章の数、緩急の配置が異なることで、印象が全く変わります。特にお薦めは「第20番ハ長調」。この曲だけはトランペットとティンパニが追加され、他の3曲とは違う、堂々たる威容を誇る一大シンフォニーで、後のハイドンの成熟を予見させるもの。マロン率いるアンサンブル(トロント・カメラータが改名)がフレッシュなサウンドとリズムで、聴き手を魅了します。(2006/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557657

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    ハイドン:交響曲集 34 - 第62番、交響曲 変ロ長調、/序曲「変わらぬまこと」/序曲「薬剤師」(トロント室内管/マロン)

    全集の最後尾を飾るのは、快活極まりない第62番ニ長調です。1780年に作曲されたこの作品は、当時のハイドンの特徴的な作風を備えたもので、例えば第2楽章の独特な弦楽器の使い方など聴くほどに魅力を増すものです。一応107と108の番号が振られている2曲の交響曲はどちらも実は1760年近辺の初期の作品で、単純な筆致の中に若々しさを秘めている好感度たっぷりの佳作です。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572130