アシュウィン, アンドリュー
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教会音楽の分野ではヘンデルの最高傑作とされているのに、知る人ぞ知る存在にとどまっているのが、当盤収録の「シャンドス・アンセム」です。ほんの少し聴けば、格調高い本物の音楽に圧倒されることでしょう。当盤はその作品群を、恐らく初演したであろう由緒正しい合唱団(歌手は少年も含め全員男性)を起用し、録音場所も初演と同じと推測される王室礼拝堂を使うというこだわりで、作品本来の姿を再現しようという試みになります。素晴らしい演奏陣のおかげで、派手さはありませんが、作品が、そのあるべき姿で輝いています。最後の2トラック「わたしの糧は涙ばかり」「なぜうなだれるのか、わたしの魂よ」は、「第6番」の第一稿にあたるものです。(2007/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557935 |
レスピーギ(1879-1936)の幻のオペラである「マリー・ヴィクトワール」は、1912年から13年頃に完成、1915年に初演が予定されながらも、政治的混乱に巻き込まれ結局それが叶わず、2004年までお蔵入りとなっていた作品です。フランス革命時代を舞台とし、台本もフランス語によるものです。パリの貴族の妻であるマリーと、彼女の夫モーリス、その友人クロリヴィエールの愛憎に、フランス革命特有の動乱が齎す熱気を絡めた物語は、レスピーギの華麗な音楽を得たことで、素晴しい色彩と劇的な表現力を帯び、息を飲むような迫力で展開していくのです。タイトルロールを歌うタケシャ・メシェ・キザールは2歳から舞台に立っていたという「新人」ソプラノです。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777121-2 |