モリス, クレイグ
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トランペットの名手、クレイグ・モリス自身の編曲で新たに生まれ変わった4曲の名作です。最初のドビュッシーの「ベルガマスク組曲」は、ピアノのために書かれた曲ですが、第3曲目の「月の光」はオーケストラで演奏されることも多いものです。しかし、ここではトランペットとピアノという全く違った色合いで、この名曲が供されます。シューマンの幻想小曲集はヴィオラやチェロ、オーボエ、クラリネットなどで奏され、またブラームスのソナタはもともとクラリネットかヴィオラで奏されるために書かれていますが、トランペットというのは、前例を見ないのではないでしょうか。そしてバーバーの4つの恋の歌も、トランペットと言うのは全く新しい切り口でしょう。しかしながら、どの曲もあまりにもぴったりはまっていて、全く無理のない音楽として仕上がっているのには驚く他ありません。ここでピアノを担当しているリシッツァも知る人ぞ知る名手。まさに「新しい音の海への船出」という言葉がぴったりのステキな1枚です。(2011/12/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572506 |