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コルスティック, ミヒャエル(1955-)

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    ドビュッシー:ピアノ作品集 4 (コルスティック)

    ドイツの名手ミヒャエル・コルスティックによるドビュッシーのピアノ作品集も今作で第4集となります。以前は、ベートーヴェンでの硬質なタッチで話題を馳せたコルスティックですが、リストで超絶技巧を披露したり、ドビュッシーやケクランの作品で柔和な音色を紡ぎ出す、変幻自在で不思議なピアニストでもあります。この第4集は印象主義の代表作「版画」を中心に、ベルガマスク組曲やアラベスクなどの初期の作品を配し、ドビュッシーの音楽的な変遷を辿っています。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:CD93.337

  • ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集[SACD-Hybrid 10枚組]

    (2013/01/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC125

  • ドビュッシー:ピアノ作品集 第5集

    (2018/01/26 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19044CD

  • シャルル・ケクラン:管弦楽作品集[7枚組]

    (2017/10/20 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19046CD

  • シャルル・ケクラン:室内楽作品・ピアノ曲集[7枚組]

    (2017/10/20 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19047CD

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    エルガー:ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリン・ソナタ(イルンベルガー/コルスティック/ロイヤル・フィル/ジャド)

    1910年、名ヴァイオリニストのクライスラーからヴァイオリン協奏曲の作曲依頼を受けたエルガーは、様々な技巧を盛り込んだ長大な作品を完成させ、クライスラーに献呈しました。しかし、当のクライスラーは作品を初演したものの、結局録音することはなく、他のヴァイオリニスト、メニューインやハイフェッツが好んで演奏、録音したことで後世に残る名作としての地位が確立されました。このアルバムではザルツブルク出身のヴァイオリニスト、イルンベルガーが独奏を担当、ジェームズ・ジャッドが指揮するロイヤル・フィルハーモニーと共にロマンティックな旋律を悠然と紡いでいきます。同時に収録されているのは、近年高い人気を誇るヴァイオリン・ソナタ。ピアノを担当するコルスティックの妙技も併せ、聴きどころの多い演奏が高音質でお楽しみいただけます。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99141

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    エレート:ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリン・ソナタ第1番 - 第2番/3つの小品(イルンベルガー/コルスティック/イスラエル室内管/ジークハルト)

    2019年6月にこの世を去った作曲家イヴァン・エレートのヴァイオリンのための作品集。ハンガリーで生まれオーストリアで活躍、第二次世界大戦中には苦難を強いられたものの、戦後は教師、ピアニストとしてドイツの音楽界の発展に力を尽くした人です。バルトークのようにハンガリーの民族音楽風の旋律を効果的に用いながら、時にはジャズのイディオムも取り入れるなど、エレートは多彩な作品を書き上げました。このアルバムではイルンベルガーがモダンな感覚を生かし、作品の魅力を丁寧に伝えています。(2019/11/15 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99020

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    カバレフスキー:前奏曲全集(コルスティック)

    ソビエト連邦時代(1922-1991)の音楽界を支えた作曲家たちの中でもとりわけ高い貢献をしたとされるのがドミトリ・カバレフスキーです。現在では「道化師のギャロップ」の作者として知られていますが、当時は“ソビエト連邦作曲家同盟”をモスクワに創設するのに尽力するなど、悪名高き“ジダーノフ批判”も受けることなく、政府公認の芸術家として、作曲界で権勢をほしいままにしていました。彼は多くの教育的作品を残しており、この「24の前奏曲」も、ショパンとスクリャービンの流れを汲みつつ、全体にロシア民謡のエッセンスを加えた親しみやすい曲調で、ピアノ奏法を極めるための試みが随所に施された教育的にも有益な作品として知られています。前奏曲とフーガはJ.S.バッハの伝統を守りつつ、各々の曲に表題が付けられた独自性のある作品。ミヒャエル・コルスティックの演奏で。(2020/02/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555272-2

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    カバレフスキー:ピアノ協奏曲全集(コルスティック/北ドイツ放送響/フランシス)

    ロシアの作曲家カバレフスキー(1904-1987)は、ショスタコーヴィチとほぼ同世代の人ですが、彼は当時のソヴィエト政府とうまく折り合いをつけたため、例の「ジダーノフ批判」もうまくかわし、生涯ソ連の音楽界の重鎮として数多くの名誉を受けた人です。彼の一番の功績は、青少年向け、児童向けの作品を多く書いたことで、あの有名な「運動会の音楽」である“道化師のギャロップ”も彼の作品です。そのため、平易で大衆的な作風と誤解されがちですが、キャッチーなメロディと明確な構成は、聴いていて心地よいものであることは確かです。ここでは彼が生涯に渡って書いたピアノ協奏曲を全て収録。ラフマニノフやショスタコーヴィチの影響が感じられる第1番から、独自の作風を切り開いた第2番、彼が力を注いだ「青少年育成のための音楽」である第3番、スネアドラムが炸裂する第4番と、あのギレリスの伝説的爆演で知られる「シューベルトの幻想曲、カバレフスキー編」、そしていかにもカバレフスキーらしい「狂詩曲」。コルスティックの超真面目な演奏が曲の真価を引き出しています。(2012/08/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777658-2

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    シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番、第20番、第21番/6つの楽興の時(コルスティック)

    ベートーヴェンやリストで素晴らしい演奏を聞かせるピアニスト、ミヒャエル・コルスティック。彼の知的な解釈はこのシューベルト(1797-1828)でも存分に生かされています。決して音を弾き飛ばすことはなく、いつものようにゆったり目のテンポをとり、じっくりと音を紡いでいくコルスティック。彼のシューベルトに漂う渋さは、あの「ハンマークラヴィーア」ソナタ第3楽章での「伝説的な遅さ」にも通じるものがあります。数多くのピアニストたちが愛奏している「楽興の時」も一筋縄ではいかない堅固な演奏。シューベルトに対しての見方ががらっと変わってしまうかもしれない演奏であることは間違いありません。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777766-2