アルブレヒト, ハンスイェルク(1972-)
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後期ロマン派の末裔、ブラウンフェルス(1882-1954)。大戦中は「退廃作曲家」として冷遇されるも、戦後はドイツの音楽復興に尽くした功績のためか、現代のドイツにおいてその作品への注目は高まる一方です。OEHMSレーベルにも幾つかの作品の録音があり、とりわけ「管弦楽伴奏による歌曲」の第1集には、代表作である歌劇《鳥たち》からの抜粋が収録されるなど、ブラウンフェルスを紹介するための良い手がかりともなっています。この第2集の作品は、不穏な時代の空気が反映された曲もありますが、やはり根本的にはロマンティックな風合いを持っており、また作品によっては、ハンス・ベトゲの詩が用いられた東洋的な雰囲気を漂わせているものもあります。ニュールンド、キューマイアー、メルベート、この3人の名ソプラノの声の違いにも注目。指揮は前作同様、ハンスイェルク・アルブレヒトが担っています。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1847 |
頽廃音楽好きなら、知らぬ人はいないであろうブラウンフェルス(1882-1954)。彼はドイツの文化的な家庭に生まれ(母親の家系にはあのルイ・シュポーアの名前もあります)、作曲家として認められてからは、歌曲、ピアノ曲、室内楽から交響曲、合唱曲などあらゆるジャンルの作品を書いています。彼の最も成功した作品は、歌劇鳥たち」でしょう。R.シュトラウスを思わせる美しく官能的な音楽は、まさに後期ロマン派の申し子とも言える雰囲気を持っています。このアルバムはそんなブラウンフェルスの3つの作品を収録しています。初期の作品である「交響的変奏曲」、「鳥たち」の成功後に書かれた充実した書法の「協奏曲」、そして頽廃音楽作曲家のレッテルを貼られた時期の「トッカータ」。音楽の持つ意味について考えさせてくれる1枚です。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC411 |
ハンスイェルク・アルブレヒトの「オルガン編曲によるブルックナー交響曲全集」の最後に録音され、BOXのみに収録されていたアルバムの分売です。冒頭には、ブルックナーが1886年にウィーンの聖シュテファン大聖堂で、新しいヴァルカー製オルガンの除幕式で即興演奏した幻想曲を再構築した作品が収録されています。記譜が残されていないため、ブルックナー研究家であり、この全集でも多くの作品を編曲したエルヴィン・ホルンが、ブルックナーの名刺に書き留められた2つのテーマを基に、伝えられている演奏のスタイルに基づいて構築しました。また、このシリーズでは、収録されている交響曲にインスパイアされた新作をブルックナーへの「フェンスター(窓)」として収録しているのも特徴。「始まりと終わり」を意味するシュナイダーの「アルファとオメガ」は全集の締めくくりにふさわしい作品で、ブルックナーの交響曲創造の出発点となった《交響曲ヘ短調》(別名「習作交響曲」)へと繋げています。なお、第1楽章と第4楽章のリピートは省いて演奏されています。ブルックナーがオーストリアを代表するオルガン演奏家として招かれ、サン=サーンスやフランクから絶賛されたという故事にちなみ、パリで収録されました。(2025/02/21 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1905 |
2024年のブルックナー生誕200周年に向けて進められているオルガン版ブルックナー交響曲全集の第5弾です。このシリーズは指揮者のクリスティアン・ティーレマンが後援しています。第4番「ロマンティック」を編曲したのは、1964年生まれのトーマス・シュメークナー。彼はウィーン国立音楽大学でオルガンを学び、各地で教鞭をとりながら、聖アン教会のオルガニストを務めており、ここではオーケストラでの演奏回数も多い1878/80年(第2稿)に基づいています。人気曲だけに仕上がりが期待されます。このシリーズでは「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称して、ブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作も並録しています。ここではVol.0にも登場したドイツの作曲家フィリップ・マインツによる「Morgenglanz der Ewigkeit 永遠の朝焼け」を収録。冒頭のチェレスタを思わせる音色に導かれ、ブルックナーの断片がところどころに現れる夢幻的な作品で、最後には美しく荘厳なコラールが奏され曲を閉じます。冒頭におかれた「夕べの魔力」はブルックナーの合唱曲で、演奏者であるハンスイェルク・アルブレヒトによる編曲。こちらも人の声を見事にオルガンに移し替えられています。毎回異なるオルガンが使われているのもこのシリーズの魅力の一つ。今回使われたウィーン・コンツェルトハウスのオルガンは、5段鍵盤と116のストップを備えるヨーロッパ最大級のコンサート・オルガンです。教会とはまた違ったクリアな響きが特徴です。(2022/07/15 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC480 |
2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第8弾です。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ第7番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回は第7番初演の地ライプツィヒでの収録です。オルガン編曲はシリーズの常連エルヴィン・ホルン。前半2楽章は美しく息の長い旋律に満ちていますが、第1楽章では壮大さよりも敬虔さを、ワーグナー追悼が込められた第2楽章では詠嘆よりも瞑想や祈りを強く感じさせます。スケルツォの迫力と、対位法的に手の込んだフィナーレは、前半とは違ったオルガンの特性が活かされたダイナミックな演奏。録音会場となったのは、1981年に落成したホールに備えられた6638本のパイプを持つポツダム・シュッケ社のパイプオルガン(東ドイツ時代に作られた最大のオルガン)で、その壮麗な響きも聴きどころです。このシリーズでは「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称して、ブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作も収録しています(Vol.5では収録時間の関係で配信のみ)。ここではVol.0とVol.4にも登場したドイツの作曲家フィリップ・マインツによるコラール前奏曲「テ・デウム」を収録。交響曲第7番の素材を用いた重厚な作品です。最初に置かれた前奏曲は1884年の作品。ブルックナーがワーグナー没後1周年のバイロイト音楽祭に赴いた際、意気投合したペルクの革職人ディルンハーファーの依頼により作曲された27小節の短いオルガン曲で、ハ長調に基づきつつ半音階の使用が目立つワーグナー風の音楽です。(2023/09/15 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC483 |
2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第9弾です。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ大作第8番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回アルブレヒトは、1892年に同作品が初演されたウィーン楽友協会の大ホールにあるオルガンで演奏しています。ここで用いられたのは1890年に改訂された第2稿。ヘルマン・レヴィに「演奏不可能」とされた初稿をブルックナーが全面的に改訂した稿で、この現在広く演奏されているヴァージョンを、バーゼルでオルガンを学んだ作曲家エベルハルト・クロツが編曲を担当、スケールの大きな音楽をオルガンに移し替えています。大オルガンといえども一度に鳴らせる音の数と使える音色の多彩さでは巨大なオーケストラに及びませんが、楽曲の構造とモチーフの重要性を吟味した編曲からは、オーケストラでは埋もれがちなモチーフが浮かび出る瞬間もあって意外な発見があります。オルガンならではの魅力が特に活きていると感じるのはアダージョで、崇高で神秘的、瞑想的なたたずまいは深く印象に残ります。第8番全曲での演奏時間は約92分(18:28/15:07/32:14/25:58)と長大。アルバムの冒頭ではアルブレヒト自身が編曲したモテット「見よ、大いなる司祭を」が高らかに奏されます。このシリーズでは、「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称するブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作が紹介されますが、今回は1957年生まれの作曲家トーマス・ダニエル・シュレーの「ノミネ」を収録。こちらはウィーンの楽友協会ではなく、ミュンヘンのミヒャエル教会のオルガンでの演奏です。交響曲第8番の終楽章で見られる旋律の繰り返しをアップビートのリズムで再現しながら巧みな対位法で音が積みあがっていく様は見事です。途中でコルネットを思わせる印象的なファンファーレを経てクライマックスを迎え、最後は静かに曲が閉じられます。(2023/11/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC484 |
2024年のブルックナー生誕200周年のための記念企画、指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められたオルガン版ブルックナー交響曲全集も遂に第9番に到達。シリーズで毎回異なるオルガンを使用してきたアルブレヒト、今作ではブルックナーが1880年にスイスのチューリヒで演奏を行ったことにちなみ、同市のフラウミュンスター教会のオルガンを演奏しています。未完で終わったブルックナーの交響曲第9番は、彼が完成させた第3楽章で曲を閉じるか、ブルックナーが示唆したとされる「テ・デウム」を演奏する、もしくは後世の人が補筆した第4楽章を演奏するなどの選択肢があります。アルブレヒトはが採択したのは、指揮者、オルガニストでブルックナーの交響曲全集の録音も行った経験を持つゲルト・シャラー(1965-)による再構築版でした。シャラーは様々な異稿版を含む交響曲だけでなく、ミサ曲や詩編、そしてブルックナーのオルガン作品の全てを録音しているという、いわばアルブレヒトの先達的存在。シャラー自身による全4楽章のオルガン編曲版も存在しますが、アルブレヒトは第1楽章から第3楽章まではこれまでにも親しんできたエルヴィン・ホルンによるオルガン編曲版を演奏し、シャラーによる編曲版の使用は第4楽章のみとなっています。このシリーズでおなじみの「ブルックナー・フェンスター=ブルックナーの窓」と称するブルックナーの音楽にインスピレーションを得た新作は、フィリツプ・マインツの「コラール前奏曲第8番」を収録。深い闇の中でうねるような旋律の中に時折垣間見える印象的なコラール、そして曲が最高潮に達した際、ミサ曲ニ短調(交響曲第9番の第3楽章に引用された)の旋律を暗示するかのような稲妻のように大きなクラスターが襲い掛かるという、このアルバムにふさわしい作品です。(2024/03/08 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC485 |
2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念リリース、全10巻からなるオルガン版ブルックナーの交響曲全集の登場です。毎年2~3巻をリリース、2024年に完結予定となります。ブルックナー自身も優れたオルガニストであったこともあり、彼のオーケストラ曲にはオルガン風の響きが多用されています。そのため、これまでにも数多くの交響曲オルガン版がリリースされ、どれも好評を得ていますが、今回のシリーズでは、各々の交響曲に、現代の作曲家によるブルックナー作品からインスパイアされた新作をボーナス・トラックとして追加するという試みを行い、独自性を追求しました。このアルバムには、ドイツを中心に活躍する作曲家、フィリップ・マインツの「キリエⅨ」のオルガン版を収録。原曲はブルックナーの「ミサ曲」から触発された合唱作品です。名オルガニスト、ハンスイェルク・アルブレヒトがオーストリアのリンツにあるザンクト・フローリアン修道院の通称「ブルックナー・オルガン」を演奏しています。この修道院はブルックナーの墓所があることで知られており、そのオルガンはブルックナー自身が若き日にオルガニストを務め、ウィーンに転出してからも好んで演奏していたと言われます。まさに最適の楽器と言えましょう。(2020/09/18 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC476 |
2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第3弾です。このシリーズは毎年2~3巻をリリース、2024年に完結予定です。1868年からウィーン宮廷礼拝堂のオルガン奏者として活躍をはじめたブルックナー。パリに赴き演奏会を開いたところサン=サーンスやフランクに絶賛され自信を得ました。そして1871年にはロンドンのオルガン・コンクールに参加し第1位を獲得します。彼は当時存在した巨大な建造物「水晶宮」で70、000人の聴衆の前で即興演奏とバッハの小品、自作などを演奏したと伝えられています。その後、しばらくロンドンに滞在し、同年10月から交響曲第2番の作曲に取り掛かりました。ロンドンで得た経験も採り入れられながら1年も経たずにウィーンで完成されたこの交響曲は、すぐさま彼の友人の指揮者オットー・デッソフが初演を試みましたが、オーケストラの団員が「演奏不可能」と評したことからブルックナーは作品を改訂、翌1873年にようやくブルックナー自身の指揮によって初演が行われます。その後、1877年に更なる改訂が行われており、今回のオルガン版はこの1877年の改訂稿が用いられています。ブルックナー自身は大きなオルガンを演奏することを好んでいたようで、1871年に完成したばかりのロイヤル・アルバート・ホールの巨大なオルガン(ヘンリー・ウィリス工房製造)にも魅了されました。このアルバムでハンスイェルク・アルブレヒトが使用したのは、ヘンリー・ウィリスの孫"ウィリスIII世"が製造したオルガンで、こちらも4段鍵盤と78ストップを備えた壮麗な楽器。ロンドンに縁ある交響曲第2番を演奏するには最もふさわしい楽器と言えるでしょう。毎回注目されるこのプロジェクトのための新作は、イギリスの作曲家デイヴィッド・マシューズの「ブルックナーの第2交響曲の緩徐楽章による瞑想」です。他にはブルックナーの詩篇第150篇のオルガン版。こちらは交響曲と同じくエルヴィン・ホルンによる編曲版が収録されています。(2021/12/17 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC478 |
指揮者、オルガニスト、ハンスイェルク・アルブレヒトによる大好評シリーズ「オルガン・トランスクリプション集」の第10集目はベルリオーズ(1803-1869)の幻想交響曲とラコッツィ行進曲。オーケストラで演奏すると、不気味さ満載な「ラコッツイ行進曲」も、オルガンで演奏すると、そのまま結婚式の入場にも使えそうな荘厳さが生まれます。幻想交響曲は、リストのピアノ編曲版を上回る凄さ。不思議な音色、そして雰囲気。この面白さは聴かないとわかりません。いつものようにSACDハイブリッドの高音質。音楽を聴く事と演奏する事の楽しさを味わってください。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC692 |