パレチニ, ピオトル(1946-)
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「交響的変想曲」は作曲者23歳の作品で、後の傑作群の前奏曲と言える、若書きの魅力に溢れた作品。「小組曲」は50年代のポーランドで人気のあった作品ですが、民謡を素材に用い、理屈抜きに楽しめる音楽に仕上がっています。60年代半ばの「交響曲第2番」では、後の作品にも見られるチェーン技法が使われています。晩年の「ピアノ協奏曲」はクリスティアン・ツィマーマンに献呈された、ピアノ音楽をとりわけ好み続けた作曲者ならではの傑作です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553169 |
まさに20世紀を通じて生きたルトスワフスキの音楽は、20世紀の古典の一つと数えるに相応しいものです。良くも悪くも前衛性よりも、堅牢な作曲技術と、名人芸的とすらいえる器楽書法により、直接的にエモーショナルな要素を表出していく作風が、彼の音楽が支持されている理由でしょう。例えばバルトークを称えて作曲された弦楽オーケストラのための「葬送曲」に聴く、生々しく深い悲嘆の感情(感動的です!)などがそのよい例でしょう。またややライトな作品ですが、「パガニーニ変奏曲」(ピアノ協奏曲形式による奇想曲第24の編曲的作品です)などは、誰の耳にも親しみやすく、20世紀の音楽入門編におあつらえ向きです。(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556692 |