ハヴラーク, リュボミール
Search results:2 件 見つかりました。
知れば知るほど得した気分になるマルティヌーの室内楽。2曲の弦楽四重奏曲は共にアメリカで初演された共通項があります。第3番はドビュッシーの影響も見られますが、冒頭から聴き手をぐいぐい引き込む迫力が出色です。第6番はバルトークばりの力作と言えるでしょう。ヴァイオリンとチェロだけで奏でる「二重奏曲」は、悲劇的な匂いのする7と、チェロ独奏がバッハの無伴奏曲並みに活躍する8、いずれも聴き応えあり。「3つのマドリガル」も弦2人とは思えない豊穣な音楽で、親しみやすさもバッチリ。さすがは弦楽器の魅力を知り尽くした作曲家の至芸です。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553783 |
マルティヌーの音楽は量だけでも驚きですが、知れば知るほど、質的にも驚かせてくれます。ピアノ五重奏というのは、実は近現代の作曲家たちが本気を出してしまう楽器編成で、マルティヌーも例外ではありません。番号付きの2曲のピアノ五重奏曲は、彼の膨大な作品の中でも特に優れたものです。「第1番」は民謡、ジャズなど、いかにもマルティヌーらしい、ごった煮的な楽しさがあります。「第2番」は第二次世界大戦中に書かれ、戦時の作曲家の心理状態が反映されています。珍しい楽器編成の「2つのヴァイオリンとピアノのためのソナタ」も粋な小品で、終結部の高揚は目を見張るものがあります。(2007/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557861 |