デイヴィス, イマヌエル
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アメリカのフルート奏者イマヌエル・ディヴィスが最近注目しているのがロシアの作曲家カプースチン。普段からデイヴィス自身がジャズの演奏にも力を入れていることもあり、カプースチンが書く「クラシック=ジャズ」のボーダーレスの音楽はデイヴィスにとって非常に魅力的なのだそうです。優れたピアニストであるカプースチンだけに、独特な筆致によるピアノ曲が広く知られていますが、チェロやフルートを用いた室内楽作品でもジャズのイディオムが効果的に用いられており、洗練されたフレーズと躍動的なリズムに支えられた魅力的な音楽が展開されていきます。「オスカー・ピーターソンから強い影響を受けた」と語るカプースチンですが、作品からはスクリャービンや他のロシア作品からの影響も感じられるなど、様々な“聴く楽しみ”が提示された、世界初録音を含む1枚です。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579024 |
「フルート」という名称は最初は縦型のリコーダーを指し、横笛は「フラウト・トラヴェルソ(トラヴェルソとも)」と呼び区別していました。17世紀初頭の横笛フルートはピッチの調節ができず、半音を出すことも至難の業でしたが、17世紀後半になるとさまざまな改良が加えられ、管を分割したり、楽器の形状に改良を加えた他、トーンホール(音孔)を増やすなどの試みが次々となされていきます。世界初録音の7曲を含むこのアルバムには、17世紀後半のフランスにおける芸術の庇護者として知られるルイ14世が愛したフルート作品と、その後に生まれた18世紀前半の洗練された作品が並べられています。F.クープランの「コンセール第13番」でのクイケンとデイヴィス、2本のフルートのみの鄙びた音色による旋律の歌い交わしが聴きどころです。(2021/02/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579083 |