インマゼール, ジョス・ファン(1945-)
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(2018/06/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA380 |
【フォルテピアノの大御所、原点回帰。18世紀オリジナル楽器による豊穣なクラヴサン芸術】クラヴサン〔チェンバロ〕奏者として研鑽を重ねつつ早くから18~19世紀モデルのフォルテピアノを演奏、LPレコードの時代からモーツァルトやベートーヴェンが馴染んでいた響きの真相に迫ってきたベルギーの大御所ジョス・ファン・インマゼール。その後も古楽器を使ったレパートリーは20世紀まで及び、古楽器オーケストラ指揮の傍らドビュッシーやラフマニノフの鍵盤作品も当時のピアノで録音していますが、今回は満を持して、そうした後の時代の響きまで細やかな解像度で解釈してきた彼ならではのクラヴサン独奏曲集を録音。使用楽器は現代随一の古楽鍵盤製作家3人の手で丁寧に修復された、18世紀パリ屈指の製作家たちによるオリジナル楽器3台。ルイ14世の治世末期から古典派前夜の1768年までに刊行された重要なクラヴサン曲集群から名品を厳選、さまざまな世代の巨匠7人の至芸に、18世紀パリそのままの響きを通じて迫ります。前世紀からの伝統を受け継いだマルシャンやクープラン、バロック末期に新機軸を打ち出したラモーやフォルクレ、タッチで音量に強弱がつかない特性を逆手に取りピアノとは違ったダイナミックな音楽表現を聴かせるバルバストルやデュフリ、A-L.クープランと、深い作品分析を経ての趣き豊かな演奏でそれぞれの世界の違いを味わえる喜びは格別。国内仕様盤では各楽器について詳述された原盤解説の訳に加えて各作曲家紹介も付属します。時代が進むにつれクラヴサンより人気を得ていったフォルテピアノの機微を知る奏者ならではのクラヴサン芸術後期の世界、じっくりお楽しみください。(2023/09/22 発売)
レーベル名 | :Channel Classics |
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カタログ番号 | :CCS45523 |
【交響曲全曲録音から12年。インマゼール満を持しての、鍵盤作品体系的録音3枚組】インマゼール率いる古楽器集団アニマ・エテルナが、あの痛快というほかないベートーヴェン交響曲全曲録音をBOXで一挙リリースしたのが2008年。それから12年の年月が過ぎ、インマゼールは今や同楽団の名誉音楽監督的立場となり、その指揮を若き才人たちにも任せながら、フォルテピアノ奏者としての自身のキャリアを新境地へと向かわせはじめました。作曲者生誕250周年、満を持してベートーヴェンのピアノ・ソナタに正面から向き合った3枚組アルバムを新録音。当時の楽器(フォルテピアノ)で作曲家の真意に迫る、新たなスタンダードの予感に満ちたリリースとなります。チェンバロ奏者として古楽への造詣を深めながら、半世紀近く前から歴史的なモデルのピアノの奏法と向き合ってきたインマゼールが、彼と同じく生前は卓越した奏者として活躍、この楽器の発展に大きく寄与したベートーヴェンの独奏曲群へ向かう日が来たというのは、いわば必然かつこのうえない運命と言えましょう。18世紀末以降ウィーンで絶大な人気を誇った鍵盤製作家ヴァルターのモデルにもとづき、現代最高のフォルテピアノ職人のひとりクリストファー・クラークが入念に再現製作した銘器を通じ、ここでは1800年前後の最も充実したソナタ群の世界が探求されています。「悲愴」「月光」「田園」といった名前で知られる名曲をはじめ、楽器の特徴をよくふまえた奏者でなくては辿りつけない境地へ……ロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」など、小品も織り交ぜ作曲家の音楽世界をくまなく探求してゆくプログラム構成は、今後さらなる録音の登場にも高い期待を掻き立てずにおきません。(2020/06/05 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA594 |