ディキンスン, ピーター(1934-)
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イギリスの作曲家・ピアニスト、ディキンスンの選曲によるピアノ小品集。新型コロナウイルス感染症の影響によるロックダウンで気分が沈みがちな人々の気持ちに寄り添うように企画されました。サティやプーランクのメランコリックな作品をはじめ、ピアノを愛する人にはおなじみのマクダウェルの「野ばらに寄す」を元にディキンソンが作曲した「青いばら」やグーセンスの「哀歌」などの憂いに満ちた曲が収録されています。とりわけ注目したいのがデューク・エリントンの「12のメロディ」。ジャズとクラシックが融合した洗練された旋律が楽しめます。(2021/12/10 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0644 |
このちょっと変わった作品集は、イギリスの作曲家ディキンスン(1934-)の手によるもの。合唱作品などでは、恐ろしいまでにシリアスな作風を示す人なのに、なぜこれらのピアノ曲は楽しげでジャジーなのでしょう?そんなラグタイム集、最初の2曲は、ピアノを愛する人にはおなじみのマクダウェルの「荒れ野のバラ」がモティーフとして使われています。はじけるような第1曲、憂鬱な第2曲と、シンプルな原曲が変貌する様をとくとお聴きください。他には自作からのパラフレーズや、サティ、バッハの作品のラグ化など、何とも嬉しくなるような曲が34曲詰まっています。他レーベルからの移行盤ではありますが、録音当時はトラック10以外、世界初録音という貴重なものでもあります。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572654 |
イギリスの作曲家ディキンスンの作品は、まるで万華鏡を覗くかのように、曲によってスタイルが違います。例えば、以前リリースされたオルガン作品集(8.572169)での古典的な雰囲気を頭の中に準備してから、ここに収録された「ヨハネの黙示録のためのミサ曲」を聴くと、そのあまりの違いに驚いてしまうことでしょう。典礼文を死者たちの叫びが直接響いてくるような響きに載せて描いた音楽は、あまりにも衝撃的で、その恐ろしい様相に打ちひしがれてしまう人もいるかも知れません。かたや「5つの偽作」は同時期の大作曲家たちの作風を揶揄しています。イギリスの大詩人、フィリップ・ラーキンの告別式で演奏された「ラーキンズ・ジャズ」は11の部分からなるナレーターとアンサンブルのための作品です。現代的な響きの中に溶け込むジャジーな音色は妙な気分を否が応でも盛り上げます。(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572287 |