Kovaleva, Ludmilla
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調性の枠内で書かれているマッケイの作品には、革新性の要素は希薄ですが、その代わり「趣味の良さ」があり、それが聴くものを魅了します。ヴァイオリン協奏曲は、期待通り演奏効果満点のヴィルトゥオジテが横溢しており、ハイフェッツに高く評価されたというのも納得です。第1楽章に、シベリウスのヴァイオリン協奏曲に似たモチーフが現れるのもご愛嬌でしょう。また「大平原に広がる歌」は、スタインウェイ社創立100年記念を祝うために書かれた作品で、ピアノは高音域で煌くようなオブリガート(ちょっとだけメシアン調!?)を奏するのですが、出番は控え目なくらいにもかかわらず、その絶品ともいうべき美しさは、強く印象に残ります。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559225 |