ティムソン, デイヴィッド(1950-)
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「南極交響曲」、何ともそそる題名です。音を聴いてみれば期待通り、映画のための音楽を素材として交響曲にまとめられただけに、聴き手の耳をそそり続けます。大管弦楽に歌詞の無いソプラノ・ソロと女声合唱、風音器も加わり、南極の壮大な自然の厳しさとそれに挑戦する人間(エピローグは泣ける)を描きます。当盤では各楽章に作曲者が引用して寄せた文章の朗読を最後にまとめて収録、ナクソスは親切です。標題性が薄い代わりに純音楽的に楽しめる「第8番」もお忘れなく。カヴァティーナの哀しい美しさは絶品、他の楽章は元気です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550737 |
大管弦楽を駆使した、かの有名なバレエ音楽三部作もいいですが、ストラヴィンスキーの懐には、小編成の音楽という隠れた宝石があります。その代表株が「兵士の物語」。少ない楽器による乾燥した響きが、ジャズの影響もあいまって、聴き手の脳天に心地良い刺激を与えます。ナクソス盤は台詞(英語)の部分にイギリスの人気俳優3人を起用、演奏共にまさに痛快な出来ばえ。贅沢なカップリングになる協奏曲「ダンバートン・オークス」は、バッハの楽器編成を参考にしているため、”ストラヴィンスキーのブランデンブルク協奏曲”との異名もあるとか。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553662 |
この「夏の夜の夢」は、まず序曲が1826年に作曲されました。まず、17歳のメンデルスゾーンが姉と楽しむためのピアノ連弾曲として書かれ、すぐに管弦楽版として編曲されています。その16年後、序曲に感銘を受けたプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の勅命によって「夏の夜の夢の付随音楽」が書かれました。現在では序曲も再利用され、一緒に演奏されることが慣例となっています。しかしながら、彼が付けたメロドラマの部分は省略されることが多く、これでは曲の全貌を理解するにあたって片手落ちとなってしまうではありませんか。そこで当盤では(英語ではありますが)全部きちんと演奏しています。どうぞ、シェイクスピアの描いた妖精物語を心の中で再現してください。(2010/09/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570794 |