ウォルデン, ティモシー
Search results:4 件 見つかりました。
あの映画「ファンタジア」でも知られるアメリカの大指揮者レオポルド・ストコフスキー(1882-1977)。彼はまさに「オーケストラの魔術師」であり、その変幻自在なタクトから生み出される音楽は全ての人々を魅了したのです。多くの作品をアメリカ初演した彼は、レコーディングにもコンサートにも常に全力投球。時には私財を投げ打ってでも、20世紀のアメリカ音楽の発展に力を尽くしたのです。彼は、どうすればオーケストラが一番良く鳴るかを知っていたため、過去の作品も最大の効果があがるように自身で編曲することも厭いませんでした。これらの編曲作品は、とにかく派手にゴージャスに!をモットーにしており、他の指揮者が演奏しても、新鮮で刺激的なサウンドが生まれるように書かれています。ここでは名手セレブリエールの一連の録音から、ストコフスキーが編曲したものをセレクト。その真髄をたっぷりとお楽しみいただけます。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.578305 |
残念ながらあまり知られた存在ではありませんが、鍛冶屋の息子として生まれながらも、王立音楽院の院長になり、サーの称号まで授けられたダイソンの音楽は、もっと親しまれてもよさそうなものです。交響曲や「陣羽織亭にて」では、朗々とオーケストラが鳴り渡り、映画音楽にもそのまま使えそうなロマンティックな響きを存分に楽しむことができます。そして、さらに個性的な響きを聴かせてくれるのが、教会協奏曲です。賛美歌を題材に、ソロの弦楽四重奏とバックの弦楽合奏が、絶妙に絡み合いながら、分厚くしなやかに歌うといった趣向で、弦楽合奏王国・イギリスらしい傑作と申せましょう。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557720 |
少女時代の五嶋みどりがソリストを務め、弦を2度も切りながらも、冷静にオーケストラのメンバーから楽器を借り受けて完奏、もはや伝説ともなったエピソードを生み出したのが、当盤収録の「セレナード」です。ただし、弦が切れるくらいだから、ド派手なショーピースかと思いきやさにあらず。確かにヴァイオリン独奏パートは技巧的に困難を極めますし、彼ならではのジャズ的な楽想も頻出しますが、極めてシリアスな雰囲気が漂います(実はプラトンの「饗宴」からインスピレーションを受けた作品)。併録の「ファクシミリ」、さらに「ディヴェルティメント」はもう少し肩の力が抜けてる感じで、前者に登場するピアノ独奏など、なかなかイカしてます。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559245 |
とりわけ19世紀後半から20世紀前半には、様々な演奏家、作曲家らによって、バッハの編曲が行われました。そのオーケストラ部門の4番打者ともいえるのが、編曲魔ストコフスキーによる数々の作品です。もちろん、ピリオド・アプローチや原典主義とは対照的な路線であり、20世紀後半は、このような編曲作品が価値の低いものと見做されがちな時代でしたが、次第に原作とは別の尺度で評価すべき芸術として認められつつあることは、喜ばしいことといえましょう。「パッサカリア」での圧倒的な音響の大伽藍、あるいは濃厚にロマンティックな味付けの「アリア」やコラール編曲などをお楽しみください。(2006/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557883 |