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マイスター, コルネリウス(1980-)

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    R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」/メタモルフォーゼン(ウィーン放送響/マイスター)

    2010年からウィーン放送交響楽団の首席指揮者として活躍しているコルネリウス・マイスター。現在34歳の若手ですが、度々の日本来日公演での高い評価でもわかる通り、「次世代を担う指揮者」の中でもとびきりの才能を示している人です。彼のリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)は既に定評があり、この手兵との演奏は、もう聴く前から期待が高まるという本当に凄いもの。元々が、若干大げさすぎる作品ではありますが、全ての音はすっきりと纏められ、伸びやかな響きが楽しめるというものです。うって変わって「メタモルフォーゼン」での憂鬱な表情と、時折見せる晴れやかな部分の対比も素晴らしいものです。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5208

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    ストラヴィンスキー:葬送の歌/バレエ音楽「火の鳥」組曲/ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」(ウィーン放送響/マイスター)

    2017年4月より読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任したコルネリウス・マイスター。巨匠ゲルト・アルブレヒトの薫陶を受けたという彼は、編成の大きな曲を得意とし、同時に首席指揮者兼芸術監督を務めるウィーン放送交響楽団とは、これまでにブルックナーやマーラー、マルティヌーなどの後期ロマン派の作品を中心に録音、精緻な演奏で好評を博しました。今回彼が取り上げたのは20世紀ロシアを代表する2人の作曲家の作品です。ロシアの民話や伝承を大切にしたストラヴィンスキー、生々しい歴史の出来事を作品に盛り込んだショスタコーヴィチ。この方向性の異なる2作品にマイスターはじっくりと向き合い渾身の表現で演奏しています。爆発的な響き、恐ろしいまでの静寂、このコントラストも見事です。(2019/01/25 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5352

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    ドヴォルザーク:劇的カンタータ「幽霊の花嫁」(シャトゥロヴァー/ブレスリク/プラチェトカ/ウィーン・ジングアカデミー/ウィーン放送響/マイスター)

    2010年からウィーン放送交響楽団の首席指揮者を務めるコルネリウス・マイスター。2016年の来日時も素晴らしい演奏で聴き手を魅了しました。幅広いレパトリーを誇るマイスターが選んだ今回のアルバムの収録曲はドヴォルザークの「幽霊の花嫁」。1884年に作曲されたこのカンタータはあまり演奏される機会がありませんが、「恋人の死を知らない少女が彼の生還を祈ると、幽霊が現れ彼女を黄泉の国に誘おうとする」というチェコの詩人、ヤロミール・エルベンの台本に合わせ、随所にチェコの民謡風の美しい旋律が使われた魅力的な作品です。当時イギリス訪問を好評のうちに終えチェコを代表する作曲家となり、多忙ながらも心に余裕が生まれたドヴォルザークの充実した作曲技巧が伺われる中期の傑作です。/(2017/05/19 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5315

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    ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ウィーン放送響/マイスター)

    ORF(オーストリア放送協会)所属のウィーン放送交響楽団は1969年に設立、首席指揮者はミラン・ホルヴァートやローター・ツァグロセク、デニス・ラッセル・デイヴィス、ベルトラン・ド・ビリーらが歴任し、2010年からは1980年ハノーファー生まれの若手指揮者コルネリウス・マイスターがこの任に当たっています。レパートリーは古典派から現代音楽まで幅広く、とりわけ現代音楽には抜群の力を発揮しますが、このアルバムではオーソドックスなブルックナーの交響曲を現代的な感覚で演奏、このオーケストラに新たな魅力を齎すことに成功しています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5150

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    ブルックナー:交響曲第9番/ミサ曲第3番(ツィーザク/ベヒレ/ブルンス/グロイスベック/ウィーン・ジングアカデミー/ウィーン放送響/マイスター)

    ブルックナー(1824-1896)の最高傑作の一つ「交響曲第9番」は彼が取り組んだ最後の交響曲です。1887年、第8番を完成させた直後に作曲に取り掛かったものの、なかなか筆が進まず、気持ちがのりはじめたのはその5年後、1892年に第8番が初演した後からでした。しかし、その頃には病が進行し、結局1894年に3楽章までが完成、第4楽章も進めていたのですが、結局は未完のまま残されてしまったのです。ブルックナーとしては、「未完に終わった場合は、終楽章の替わりにテ・デウムを演奏して欲しい」と語っていたといい、彼自身、この作品の終楽章については完成を望んでいなかったのかもしれません。最近は補筆完成版で演奏されることも多いこの作品ですが、コルネリウス・マイスターは3楽章のみでゆったりと曲を締めくくっています。変わりに置かれているのは、1867年頃に作曲されたミサ曲第3番。厚みのある響きと敬虔な精神に満たされたある意味「歌つきの交響曲」のような構造を持った大作です。コルネリウスが紡ぎ出す流麗な音楽はもちろんのこと、ソリストたちの素晴らしさも特筆すべき点でしょう。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5247

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    ヘンツェ:オラトリオ「メデューサの筏」(ヴェゲナー/ヘンシェル/べヒトルフ/ウィーン少年合唱団/アルノルト・シェーンベルク合唱団/ウィーン放送響/マイスター)

    19世紀前半に活躍した画家テオドール・ジェリコーの代表作の一つ「メドゥーサ(メデューズ号)の筏」。1816年に実際に起きた凄惨な海難事故をテーマにした巨大なこの絵画は、フランス絵画におけるロマン主義の台頭を示すものとして数多くの芸術家たちの想像力を刺激しました。ヘンツェもこの絵に触発された一人で、1967年にエルンスト・シュナーベルの台本を用い、2人のソリストと語り手、大合唱団とオーケストラのための大規模なオラトリオを書き上げました。しかし翌年、ハンブルクで初演を試みた際は、過激な演出に反対した人々が乱闘騒ぎを起こしたために上演が中止されてしまい、結局1971年まで初演が行われることのなかった問題作です。このアルバムには作曲から50年目に行われた演奏会形式上演のライヴを収録。2人のソリストにヴェゲナーとヘンシェルという実力派を迎え、語り手にはウィーン国立歌劇場の《指環》やザルツブルク音楽祭のダ・ポンテ3部作を演出したベヒトルフ、更にアルノルト・シェーンベルク合唱団とウィーン少年合唱団という万全の布陣で臨み、マイスターの指揮の下、ドラマティックな演奏を繰り広げています。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5482

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    マーラー:嘆きの歌(シュナイダー/バウムガルトナー/ケルル/エレート/ウィーン・ジングアカデミー/ウィーン放送響/マイスター)

    マーラーの最初期の作品の一つであるカンタータ「嘆きの歌」。ドイツの民話やお伽話といったマーラー好みの題材を用い、当時、最も影響を受けていたワーグナー風の斬新な音楽をつけた大作です。もともとウィーン楽友協会主催の作曲コンクール「ベートーヴェン賞」に応募するために作曲されましたが、審査員たちには相手にされなかったため、マーラーは作品に何度も改訂を施し、最終的には自筆譜を作り直さなかったともいわれています。もともとは3部構成でしたが、最初の改定時に第1部をばっさり削除。オーケストラの編成もずいぶん刷新されましたが、最近では削除された第1部を演奏することも多く、コルネウス・マイスターもその例に倣っています。第3部でのオーケストラの狂乱の響きが聴きもの。(2017/08/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5316

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    マルティヌー:歌劇「ナイフの涙」/歌劇「橋の上の喜劇」(ディールケス/ツァラゴヴァ/ビュルガー/シュトゥットガルト州立管/マイスター)

    【マルティヌーの小歌劇2作をコルネリウス・マイスターのタクトで】チェコの近代作曲家ボフスラフ・マルティヌー。多作家で知られ、6曲の交響曲、11曲の協奏曲を含む400作もの作品を遺しました。この中には歌劇も11作以上含まれています。作品によって次々と作風を変えることで知られ、このアルバムに収録された2つの歌劇も、作曲年代はそれほど離れていないにもかかわらず、その印象は全く違います。《ナイフの涙》はあまりにも内容が淫猥かつ不道徳であったため、マルティヌーの生前に演奏されることなく、ようやく初演が叶ったのはマルティヌー没後の1969年の10月22日になってからでした。主役のエレオノーレとその母親、悪魔の3人の掛け合いで物語が進むものの、音楽は断片的で時にジャズ風というハンス・アイスラーを思わせる作品です。一方、《橋の上の喜劇》はチェコの劇作家V.K.クリツペラの台本を元にして書かれた大変魅力的なラジオ・オペラですが、放送初演後にはすぐに忘れられてしまったため、1951年に英語版として改訂して再演、こちらは大成功をおさめました。マルティヌーは後にこの作品の音楽を素材とした組曲を作り、こちらは現在でも時折演奏されます。近年、注目を集めるソプラノ、エレナ・ツァラゴヴァをはじめとした名歌手たちを、コルネリウス・マイスターが指揮するシュトゥットガルト国立管弦楽団が見事にサポートした演奏です。(2022/11/11 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5477

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    モーツァルト:クラリネット協奏曲/グリエール:ハープ協奏曲/コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲(マンツ/セイソン/パク・ヘユン/バイエルン放送響)

    2008年、2009年のミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによる「若き芽のコンサート」です。このコンクールは、1952年に創設され、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロ部門の他、室内楽やハープなどたくさんの楽器の若き演奏家の登竜門として知られています。日本人の入賞者も多いのですが、優勝者が出ることがあまりなく、本当に実力のある人を世界へ送りだす質実剛健なコンクールと言えるのです。このアルバムは、そんな珍しい「優勝者」の瑞々しい演奏を楽しめる1枚です。2008年のクラリネット部門優勝者、セバスチャン・マンツは伸びやかなモーツァルトを聴かせます。2009年のハープ部門の優勝者セソンは、あまり演奏されることのない秘曲、グリエールのハープ協奏曲を演奏。七色の音色で聴衆を魅了しました。また、同年のヴァイオリン部門の優勝者ヘユンは当時17歳。最年少の優勝者として特に注目を浴びる中、コルンゴルトの協奏曲を文句なく弾きこなしています。さあ、未来の巨匠たちへ拍手を送りましょう。(2010/07/21 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900106

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    ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集/歌劇「タンホイザー」/楽劇「トリスタンとイゾルデ」(抜粋)(シュヴァネヴィルムス/ウィーン放送響/マイスター)

    1849年のドイツ三月革命運動に参加し、それが失敗したために指名手配されてしまったワーグナー(1813-1883)。彼はスイスに逃れ、1858年までの9年間、亡命生活を送りました。しかしそんな中でも彼の創作意欲は旺盛であり、「ニーベルングの指環」に着手し、また楽劇「トリスタンとイゾルデ」も平行して書いていたのでした。もちろん彼のこと、その旺盛な意欲は音楽だけに向けられていたのではなく、何人かの女性たちにも向けられていたことはご存知の通りです。中でも、当時のパトロンの夫人であったマティルデ・ヴェーゼンドンクとの許されぬ愛は、「トリスタン」の創作の源になり、彼女が贈った詩は「ヴェーゼンドンク歌曲集」として生み出され、このメロディは「トリスタン」の中でも効果的に使われているのです。このアルバムは、そんなワーグナーとマティルデの禁断の恋から派生した作品が中心に収録されています。歌うのは現代最高のワーグナー歌手であるアンネ・シュヴァネヴィルムス。まさに「震える心」を具現化した見事な歌唱です。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5174