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ブラウンリー, ジョン(1901-1969)

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    ディーリアス:管弦楽作品集 2(ビーチャム)(1927-1936)

    明確な標題が付せられていなくとも、ディーリアスの音楽を聴くとある種の光景が喚起されると良く言われることですが、それがしばしば「懐かしさ」を感じさせるのは、精妙な和声や半音階的で流れるようなメロディーラインによって展開されるディーリアスの魔術の故かもしれません。このような音楽は演奏家が独り善がりの耽溺をしてしまうと、脆弱で背骨のないものになってしまう危険をはらみますが、ビーチャムのタクトは過感傷に陥ることなく、曲全体を引き締まったものとしています。事実、この第2集に収録されている「楽園への小道」は、作曲者自身が「最高の録音」と賛辞を送ったもの。ディーリアスが自身の作品をどのように演奏してもらいたいと望んだか、それを知る重要な資料ともなる貴重な一枚ともいえるでしょう。(2000/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110905

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    ネリー・メルバ:グラモフォン完全録音集 4(1921-1926)

    ピーチメルバにその名を残す大プリマドンナ、ネリー・メルバ。この第4集では引退間近の録音を集めています。中でもコヴェント・ガーデン告別公演のライヴ録音が貴重。メルバが長年愛したミミ、その最後の姿に劇場全体が万感の思いになっている様子が伝わってきます。聴衆への別れの挨拶も完全収録。さらに驚くべきは最終セッション、「月の光」の神々しさ!「スウィング・ロー」の大きな温かさ!偉大な芸術家の集大成にはただ脱帽です。復刻もマーストンで実に良好!(2004/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110780

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    プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」(ビョルリング/アンヘレス/ビーチャム)(1956)

    ロドルフォとミミ以外の登場人物にも重要な役割が担われる「ラ・ボエーム」。いずれ劣らぬ個性と力量の発揮が必要なため、すべてのサブ・キャスト達が充実した盤に出会うことはなかなかありません。この盤では、ビョルリンクは第1幕では輝かしいハイCを披露(ミミと連れだってカフェに行くエンディングでは、最近の慣習のユニゾンではなく楽譜通りのGを歌っています。)。そして彼以外の登場人物は千両役者が勢揃い。特筆すべきは、マルチェルロ役のメリルのすばらしい美声と、その滑脱な声の演技です。第2幕でのムゼッタのワルツを含んだシーンでの活躍ぶりは、主役の二人をくってしまいかねないほどの秀逸なもの。低声ファンなら聞き逃せません。(2007/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111249-50

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    モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 (ブラウンリー/アイジンガー/ヘレツグルーバー/グラインドボーン祝祭管/ブッシュ)(1935)

    1934年と35年に、イギリスのグラインドボーン音楽祭での上演にもとづいてスタジオ録音された、史上初の《コシ・ファン・トゥッテ》の全曲録音です。20世紀はじめまでは、内容が「不謹慎」だと軽んじられることも少なくなかったこのオペラ、以後は次第に評価を高め、表面のおふざけの陰にひそむ深い人間洞察と性格描写が脚光を浴びることになりました。再評価のきっかけの一つとなったのが、1930年代のグラインドボーン音楽祭での上演とこの全曲盤だったのです。指揮のフリッツ・ブッシュ(1890~1951)は、このオペラをとりわけ愛した人でした。(山崎浩太郎)(2004/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110280-81

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    モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527 (グラインドボーン音楽祭合唱団&管弦楽団)(1936)

    史上初の《ドン・ジョヴァンニ》の商業用全曲録音です。1936年、イギリスのグラインドボーン音楽祭での上演にもとづいてスタジオ録音されたものです。指揮のフリッツ・ブッシュ(1890~1951)は、ワイマール共和国時代のドレスデン国立歌劇場の監督として活躍しましたが、ナチス時代になって亡命、34年に創設されたこのグラインドボーン音楽祭でモーツァルトのオペラを次々と上演して、イギリスでも名声を得ました。名ヴァイオリニストのアドルフ・ブッシュの兄でもあります。なおこの録音では、セッコの伴奏にチェンバロではなくピアノが用いられています。(山崎浩太郎)(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110135-37