ジュラン, エルヴェ
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もうこれは極上のエンタテーメントの一枚というより他にありません!それぞれにユーモラスで温かく個性的な顔を感じさせる管楽器と、クリスタルのように輝くピアノの音色は百花繚乱に咲き乱れ、音楽の表情はある時は楽しく、またある時は憂いを帯びたりと、千変万化に移ろう豊かさを持っており、まさに愉悦の極みです。お洒落で気の効いた音楽を書くことにかけては右に出るものがないプーランクですが、このように多種多様な楽器の登場する室内楽の分野は、彼の面目躍如といった感があります。演奏の方も各奏者が名人振りを発揮しており、あらためてそれぞれの楽器が豊かに内包している可能性にハッとさせられます。(2000/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553611 |
まずはプーランクのピアノ作品の中でも、独奏曲よりも本領を発揮しているとの呼び声もある2台、あるいは(1台)4手のための作品をお楽しみください。「仮面舞踏会」や「シテール島への船出」はまさにゴキゲンそのもの! 屈託のない明るさが彼一流の機知の中にふりまかれていて、楽しいことこの上ありません。一方ソナタには、より重厚で壮大なシンフォニックな世界が展開されており、ズシりとした聴き応えがあります。巻末は一転してピアノ抜きの管楽器のみのソナタが収録されていますが、どちらかといえば辛口の味わいとでもいいましょうか(特に木管系の2曲)、少ない音が巧みに寄り合わされ、なかなかにシリアスな仕上がりとなっています。(2000/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553613 |
大好評のプーランクの室内楽曲全集、本巻では声楽付きのものにスポットを当てていますが、器楽、歌曲の両部門に秀でた彼なだけに、出来映えの芳しくないものがあろうはずがありません。「黒人狂詩曲」は彼の初めての作品ですが、そこですら恐るべき早熟さを示し、鮮やかな筆致を見せているのは驚異的です。騒々しいくらいなまでの明るさを伴うものから、悲痛を感じさせるほどの陰鬱さや寂しさを帯びているものまで、そのあり方は様々ですが、ときには官能的ですらある精妙な美しさは常に耳に心地よく響きます。またピアノのアレクサンドル・タローを初めとする演奏陣の舌を巻くほどの名人芸にも脱帽です。(2000/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553614 |