ウッズ, レックス
Search results:2 件 見つかりました。
プラハ出身の作曲家ヴィンターベルクは、同世代の多くのユダヤ系作曲家たちと同じくナチス政権の迫害を受け、一時はテレージエンシュタットで拘禁されましたが、幸運にも生き延びることができ、ほぼ90年という長寿を全うしました。十二音技法にはあまり関心がなく、基本的に新古典派の作風を守ったヴィンターベルクの作品は、どれも親しみやすく、マルティヌーやプーランク風の味わいも感じさせます。このアルバムでは彼の数多い室内楽作品の中から4曲を選曲。どれもリズミカルでユーモラスな曲調をもっています。なかでも1959年に作曲された「フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとチェンバロのための組曲」は、チェンバロ・ヴァージョンとピアノ・ヴァージョンの2種類が演奏されており、その響きの違いを楽しむことができます。 (2019/01/18 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0491 |
幼い頃から楽才を発揮、20世紀ウェールズにおける「最も重要で多作な作曲家」の一人として評価されるウィリアム・マサイアス。主として合唱作品が知られていますが、歌曲や室内楽のジャンルでも、親しみやすい旋律がふんだんに使われた美しい作品を数多く書いています。このアルバムは、2本のトランペットで奏でられる「祝祭ファンファーレ」で幕を開け、独唱曲を交えながら、ピアノ曲、クラリネット、ヴァイオリン曲などの様々な作品を聴くことができる趣向になっており、前衛的な手法を取り入れながらも、優雅さを忘れないマサイアスの作風をじっくり堪能できる1枚です。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.574053 |