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ロイメルト, マティアス

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    ナバロ=アロンソ:合奏協奏曲「四季」/協奏曲 ロ短調(アルファ/エッコツォーネ/ロイモト)

    タイトルからわかる通り、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集にインスパイアされたナバロ=アロンソの「四季」。演奏している「アルファ」は2003年に結成されたリコーダーを中心としたアンサンブルですが、サクソフォンやパーカッションを交えることで、幅広い音の可能性を探求、この「四季」でも闊達な演奏を繰り広げています。サクソフォンは作曲家自身が担当しています。「四季」で共演するエッコゾーンは2013年に設立、アヴァンギャルド、ミニマル音楽、クロスオーヴァーなどボーダーレスな音作りを目指し、すぐにコペンハーゲン・ジャズ・ハウスで名を挙げたアンサンブルです。「協奏曲 ロ短調」はアルファのために作曲された作品で、ヴィヴァルディの協奏曲を基にしつつも、単純化された音の動きとテープの逆回しのみで表現されるという実験的な手法が用いられています。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226591

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    フンダル:室内楽作品集(エッコツォーネ)

    デンマークで学び、その後、フェルドマンやクセナキス、リゲティなどの音楽から強い影響を受けたという作曲家カルステン・フンダル(1966-)。彼の作品は哲学的であり、また色彩的でもあります。アレンジャーとしても名高く、多くの映画音楽や実験的なコンサートでその最奥を発揮しています。このアルバムでは、その個性が伸び伸びと発揮された興味深い作品を聞くことができます。最初に置かれた「4つのミニアチュアと3つのインテルメッツォ」では彼が影響を受けた作曲家たちの作品をモティーフにしながらも、新たな創造を試みつつ、不思議な世界を作り上げたものです。(2015/07/29 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226113

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    ボロプ=ヨアンセン:ヴィオラ作品集(アスムッセン/ビェルケ/エッコツォーネ/ロイモト)

    ヴィオラの持つ暗く深い響きに魅了された作曲家は数多く存在しますが、このボロフ=ヨアンセン(1924-)もその一人です。彼は自身の表現のツールとしてヴィオラを愛し、多くの作品を創作しています。抽象的な世界とリアルな世界を結ぶ幽玄な響きをお楽しみください。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226584

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    ボロプ=ヨアンセン:オルガン作品集(クリステンセン)

    デンマークの作曲家、ボロプ=ヨアンセンのオルガン作品集。彼の作品はとてもユニークであり、同時代の作曲家たちの影響を受けることなく、独自の作風を貫いていると言われていますが、このアルバムでも、様々な表情を持つ作品を聴くことができます。同郷の作曲家グズモンセン=ホルムグレーンは「彼は作曲家であり、詩人である」と表現、このアルバムの「冬の音楽」(トラック9)でも、決して叙情的ではない“”厳しい冬の風景”がオルガンのうねる音色とパーカッションの激しい連打で表現されています。複数の「オルガンのために」は、内省的で神秘的な音楽。トラック3の「シュトローフェン」では、彼が愛したリルケの詩《形象詩集》からの一編が用いられています。トラック5のハープシコードとオルガンの二重奏では、マハン・エスファハニの共演も聴きものです。クリステンセンが演奏しているオルガンは、1698年から1700年にかけて建立、設置されたコペンハーゲンの「Frelsers(救世主)教会」の歴史的な楽器で、4000本以上のパイプを持つ装飾的な外装でも知られています。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:6.220617

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    マヌリ:Argumenta/ラヴェル:クープランの墓(ロイメルト/エルテン)

    (2023/12/08 発売)

    レーベル名:Ekkozone
    カタログ番号:Ekkozone01

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    ルーザス:コンチェルト・イン・ピーシズ「パーセル変奏曲」/ヴァイオリン協奏曲第1番/モノドラマ(ヘイド/ルーメルト/オーフス響/セナゴー)

    ルーザスは現代のスカンジナビア音楽界において、最も注目される作曲家の一人です。確かに彼の管弦楽作品は世界中の聴衆に大きな衝撃を与えるほどのパワーを持っています。さて、まずCDをかけてみましょう。すぐさまお部屋一杯に広がる鮮やかな音の世界に驚いてしまうことでしょう。1995年のプロムス・ラスト・ナイトで初演された「パーセル変奏曲」は、ブリテンの「青少年のための音楽入門」に似た形式を持った作品で、各々の楽器が縦横無尽に活躍するという面白く派手な音に満ちていて、初めてオーケストラに接する人が感動してしまうこと間違いありません。「ヴァイオリン協奏曲」はヴィヴァルディを思わせますし、「モノドラマ」はシューベルトの作品から想を得たもので、どれもが力に満ちた一聴に値する作品です。(2009/10/28 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226034

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    ルッツ:合唱作品集(君の唇には魔力が宿る)(コペンハーゲン室内合唱団/ナガシマ・トフト)

    作曲家マーティン・ルッツ(1974-)は基本的にジャズ・ピアニストとして知られている人ですが、この合唱作品では全く違った側面を見せています。ここで聞けるのは神への静かな愛であり、とてもロマンティックな音楽です。たとえ現代に書かれた作品であるからと言って、どれもが難解であるわけではありません。例えばこのルッツのスターバト・マーテルも、編成はソプラノとテノール、混声合唱とオーボエ、チェロ、ヴァイブラホン!という変則的なものですが、ここで聴くことのできる音楽はひたすら美しいものです。調性感をぎりぎりまで守りながら、複雑な和声を駆使した神秘的な音楽で、時には彼が得意とするスウィングするリズムも現れます。もちろん完璧にコントロールされたアンサンブルでないと、この絶妙な響きは表現できないでしょう。聴けば聴くほどに深みの増すような作品群です。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.224724

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    レイノルズ:ジャーニー/トランスフィジャード・ウィンド III (エスビェア・アンサンブル/ロイメルト)

    (2024/04/26 発売)

    レーベル名:Ekkozone
    カタログ番号:Ekkozone04

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    ロシング=スコウ:合金(ギェリス/シーヴェベク/バラン/ナヴァッセ)

    作曲家ロシング=スコウ(1954-)はデンマーク王立音楽大学で学んでいたときに、様々なジャンルの作風を取り入れながら、独自の作風を模索していました。その際フランスの響きに影響を強く受け、その繊細な感覚を北欧音楽の構造に融合させ、淡い光を放つような音楽を次々を作り出しているのです。ここに収録された作品はどれも小さな編成で奏でられる静かなものばかり。冒頭の「NANU」は石を打ち鳴らす音が印象的な1曲、フルート独奏で奏される「吐息」も深いです。(2015/02/25 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226580