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スパンドンク, ロナルド・ファン(1970-)

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    サマータイム - クラリネット四重奏のための音楽(シャルリエ/スオエンドンク/リッチ/ジェラール)

    クラリネットほど表現の幅が広い楽器も、なかなかありません。旋律を朗々と歌えるし、ユーモラスで、ちょっとおとぼけの味も兼ね備え、ジャズだってOK。4人集まれば、さらにパワーアップ、当盤のようなご機嫌なアンサンブルの完成です。タイトルの「サマータイム」やピアノ独奏曲として有名な「3つの前奏曲」などガーシュウィンが多いことからもわかるように、基本的にはジャズ・テイスト。ブルースっぽい「ア・メイド・オヴ・ザ・ミスト」などは必聴と言えるお薦めトラックです。バーンスタイン「ウェスト・サイド物語」の美しい旋律の編曲版もあります。Syrinx Record盤の再発売盤になります。(2006/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557407

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    シューマン/クルターグ:ヴィオラ作品集(スパンドンク/ドゥサン/ロルティ)

    フランス出身のヴィオラ奏者エレーヌ・ドゥサンは、2011年にジュネーヴ州立高等音楽院を卒業後、この世代随一のソリストとして活躍するほか、アンサンブル2e2mのメンバーとしても活動しています。彼女が強い情熱をもってシューマンに取り組むこのアルバムでは、現代を生きる作曲家クルターグの作品と対峙させることにより、お互いの特性を引き立てるという稀有な試みを成功させました。全部で24曲あるクルターグの「サイン、ゲームとメッセージ」から5曲を選び、その間にシューマンの「3つのロマンス」を挟み込むという実験的な試みも素晴らしい効果を生んでいます。もう一つ収録されたクルターグ作品もシューマンへのオマージュであり、親和性が高いのは当然のこと。作風は異なっているものの、音楽が目指す方向が近い作曲家だからこそ、このような共鳴が生まれるのだと言えるでしょう。ドゥサンのヴィオラは鳴らし過ぎることなく、常に優しく耳当たりの良い音色で、19世紀と20世紀が生んだ巨匠の音楽を丁寧に歌い上げています。CHANDOSレーベルに録音の多いロルティの参加も注目です。(2019/01/18 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG611

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    プーランク:室内楽作品全集 1 - 六重奏曲/三重奏曲/オーボエ・ソナタ/フルート・ソナタ(ベルノルド/ドワーズ/スパンドンク/ルフェーヴル/ジュラン/タロー)

    もうこれは極上のエンタテーメントの一枚というより他にありません!それぞれにユーモラスで温かく個性的な顔を感じさせる管楽器と、クリスタルのように輝くピアノの音色は百花繚乱に咲き乱れ、音楽の表情はある時は楽しく、またある時は憂いを帯びたりと、千変万化に移ろう豊かさを持っており、まさに愉悦の極みです。お洒落で気の効いた音楽を書くことにかけては右に出るものがないプーランクですが、このように多種多様な楽器の登場する室内楽の分野は、彼の面目躍如といった感があります。演奏の方も各奏者が名人振りを発揮しており、あらためてそれぞれの楽器が豊かに内包している可能性にハッとさせられます。(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553611

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    プーランク:室内楽作品全集 2 - ヴァイオリン・ソナタ/クラリネット・ソナタ/チェロ・ソナタ(ムーリャ/タロー)

    軽妙洒脱でライトな作風というイメージもあるプーランクですが、当盤収録のソナタを中心とする室内楽曲の数々はかなりハードで重たい内容も持っています。ヴァイオリン・ソナタでのほの暗い激情のほとばしりや、バガテルでのピアノの息もつかせぬ重低音打撃とヴァイオリンの重音奏の連続などにはちょっとした衝撃があります。もちろん、オシャレな要素に事欠くこともなく、クラリネット・ソナタやチェロ・ソナタの第2楽章(ほんの一例、書き切れません!)など、秘術を尽くした甘く美しいメロディーと和声の数々は極上の特級品です。それぞれの楽器の特性の生かし方に関しても文句のつけようがなく、あまりに見事というより他にありません。(2000/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553612

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    プーランク:室内楽作品全集 3 - 2台のピアノのためのソナタ/クラリネット・ソナタ集(スパンドンク/モワザン/ルフェーヴル/タロー/シャプラン)

    まずはプーランクのピアノ作品の中でも、独奏曲よりも本領を発揮しているとの呼び声もある2台、あるいは(1台)4手のための作品をお楽しみください。「仮面舞踏会」や「シテール島への船出」はまさにゴキゲンそのもの! 屈託のない明るさが彼一流の機知の中にふりまかれていて、楽しいことこの上ありません。一方ソナタには、より重厚で壮大なシンフォニックな世界が展開されており、ズシりとした聴き応えがあります。巻末は一転してピアノ抜きの管楽器のみのソナタが収録されていますが、どちらかといえば辛口の味わいとでもいいましょうか(特に木管系の2曲)、少ない音が巧みに寄り合わされ、なかなかにシリアスな仕上がりとなっています。(2000/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553613

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    プーランク:室内楽作品全集 4 - 仮面舞踏会/黒人狂詩曲/悲歌(ルゲリネル/スパンドンク/フィリップス/グローベン/タロー)

    大好評のプーランクの室内楽曲全集、本巻では声楽付きのものにスポットを当てていますが、器楽、歌曲の両部門に秀でた彼なだけに、出来映えの芳しくないものがあろうはずがありません。「黒人狂詩曲」は彼の初めての作品ですが、そこですら恐るべき早熟さを示し、鮮やかな筆致を見せているのは驚異的です。騒々しいくらいなまでの明るさを伴うものから、悲痛を感じさせるほどの陰鬱さや寂しさを帯びているものまで、そのあり方は様々ですが、ときには官能的ですらある精妙な美しさは常に耳に心地よく響きます。またピアノのアレクサンドル・タローを初めとする演奏陣の舌を巻くほどの名人芸にも脱帽です。(2000/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553614

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    プーランク:室内楽作品全集 5 - 子象ババールの物語/レオカディア

    全てのプーランク・ファン必聴、感涙のアルバムの登場です。まずはピアノと語り手のための、題材は有名な「子象ババールの物語」を、語りが仏英2ヶ国語のバージョンで(それぞれ12歳の少年と13歳の少女が語り手を担当)。もっと凄いのは、プーランクの歌曲の中でお洒落度ではベストの「愛の小径」を含む劇付随音楽「レオカディア」が聴けること。これは激レア・アイテムです!同じく劇音楽「城への招待」も録音は多くありません。プーランクの音はエスプリに富んでお洒落で…という常套句がありますが、こんなに素敵な音楽を放っておく手はありませんね。(2001/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553615