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ハッキネン, アーポ

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    F. クープラン:通奏低音をともなうヴィオール作品集 - 組曲第1番, 第2番/クラヴサン曲集 - 第27組曲(ペルコラ/ハッキネン)

    フランソワ・クープラン(1668-1733)は、多くの音楽家を排出したクープラン家でもとりわけ有名な存在であり、オルガニストとしてルイ14世の御前演奏を行うほか、数多くのクラヴサン(フランス語でチェンバロを表わす)のための作品を残しています。基本的に鍵盤音楽の作曲家として知られていますが、コンセールと呼ばれる多くの室内楽作品も残しています。このヴィオール組曲は1728年に出版されたクープラン晩年の作品で、フランス組曲の形式に、イタリア風の形式をわずかに盛り込んだ意欲作で、この年に亡くなったマラン・マレを偲んで書いたと言われています。クラブサンのための第27組曲は、ヨーロッパにおける中国への関心が現れた作品。当時の人々におけるアジアのイメージがそこはかとなく感じられる興味深い音楽です。静かな午後、お茶でもしながら聴きたい1枚です。(2013/02/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570944

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    クラウス:アリアと序曲集(グループ/ヘルシンキ・バロック管/ハッキネン)

    奇しくもモーツァルトと同じ年に生まれるも、彼とは全く違う運命に翻弄されたヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)。彼は25歳の時にストックホルムのグスタフ3世に宮廷音楽家として召抱えられ、数々の音楽経験を経て、君主が暗殺された際には「追悼音楽」を捧げ、その後まもなく彼自身も病のためこの世を去ります。それはモーツァルトが早すぎる死を迎えたほぼ1年後のことでした。最近になって彼の作品が次々とリリースされ、その驚くべき才能に感嘆する人が増えてきましたが、まだまだ知られていない作品は多く、このアルバムの半分以上の作品も世界初録音となっています。劇音楽を得意としたクラウスらしく、序曲のどれもが溌剌とした美しさを有しており、またコンサート・アリアも素晴らしいものです。注目すべきは、「私が小さな神を見るとき」VB5。これはクリスマスのための音楽で、牧歌的な雰囲気を湛えた木管楽器と、美しい独奏ヴァイオリンが、アルトの歌唱と絶妙な調和を見せています。モニカ・グループのつややかな美声でお楽しみください。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572865

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    シューマン:幻想小曲集 Opp. 73, 88, 111/おとぎの絵本(ヘイスカネン/シルヴァイ/シルヴァイ/ルーディン/ハッキネン)

    音楽だけでなく文学も深く愛していたシューマンは、自身の作品の中にも強い文学性を取り入れました。とりわけ彼が好んだのは想像力を刺激する“ファンタジーとおとぎ話”であり、彼の作品はどれも幻想的な物語性を抱いています。このアルバムに収録されているのは、北欧の名ピアニスト、ハッキネンと彼の仲間たちによる演奏で、作品によってはハッキネン自身が最適な形に編曲を施しています。使用楽器は1846年のプレイエルを始め、ガット弦を用いたヴァイオリンや、19世紀レプリカのクラリネット。作曲当時の音色が蘇る親密な雰囲気を心行くまで楽しめます。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573589

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    シューマン/J.S. バッハ:合唱作品集(エストニア・フィルハーモニー室内合唱団/ヘルシンキ・バロック管/ハッキネン)

    シューマンの合唱曲の中でも、ほとんど演奏されることのない2つの曲集「小姓と王女について」と「降臨節の歌」、そしてシューマンが編曲したバッハのカンタータ第105番。この3曲を演奏するのはエストニアを代表するエストニア・フィルハーモニー室内合唱団とハッキネンが率いるヘルシンキ・バロック管弦楽団です。「降臨節の歌」は1848年11月に作曲された曲集で、リュッケルトの詩が用いられており、円熟期のシューマンらしい息の長い旋律が歌われていく印象的な作品です。シューマンは傾倒するゲーテの影響を受け、バッハの作品も大切にしており、1850年にライプツィヒでJ.S.バッハの全作品を出版するのが目的である“旧バッハ協会”が発足した際にはシューマンも自身の“新音楽時報”において、バッハの重要性を説くとともに、作品を何曲か編曲し演奏することで普及に務めました。このカンタータは1849年に自身で演奏するために編曲したものです。こちらもシューマンの好みの響きで満たされています。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1312-2

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    ドゥシェク:シンフォニア集 Altner G4, A3, Bb2, Bb3 (ヘルシンキ・バロック管/ハッキネン)

    チェコ生まれの作曲家、チェンバロ奏者フランツ・クサヴァー・ドゥシェク(1731-1799 ヤン・ラディスラフ・ドゥシークとは別人です)のシンフォニア集です。彼はモーツァルトの友人であり、当時のプラハにおける管弦楽作品の主要な作曲家でした。彼の作品はホフマン、ディッタースドルフなどと同等の影響力を有していたもので、まさに“正統派18世紀音楽”たる風情を醸し出しています。各々の楽器の使い方も特徴的で、この独特な響きはモーツァルト作品にはあまり見られないものでしょう。彼の作品は8.555878でも「3つのシンフォニア」が聴けますが、オーケストラ、指揮者の違いが際立つところがとても面白く、この点での聴き比べも興味深いところです。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572683

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    J.S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集(ペルコラ/ハッキネン)

    ここに収録された作品は、バッハがライプツィヒで活躍していた頃に書かれたもので、豊かな楽想と緻密なアンサンブル、強烈な表現力が横溢した名曲揃いです。ちなみにここに収録された「トリオ」というのは、三重奏のことではなく「声部が3つ」という意味。本来はオルガンのために書かれた作品です。指揮者としても活躍中のハッキネンとペルコラの息のあったアンサンブルが見事です。(2008/03/05 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570210

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    J.S. バッハ:チェンバロ作品集 - 組曲集 BWV 818a, 819a, 832/6つの小前奏曲/前奏曲とフーガ集(ハッキネン)

    バッハ(1685-1750)の鍵盤作品は、もともと「精神的なリフレッシュ」をするためのものでした。彼はパルティータの序文にも「愛好人士の心の憂いを晴らし、喜びをもたらさんことを願って」と入れたように、この種の音楽は、指導目的であり、また楽しみのためでもあったのです。もちろんバッハ自身が比類なき鍵盤奏者であったことは疑うべくもなく、それは彼の死後、テレマンがバッハのオルガン演奏について賛辞を送っていたことでも明らかです。そんなバッハ、1703年には音楽の学習を終え、ワイマールの宮廷で最初の仕事に就いています。ここではヴァイオリンを担当していましたが、代役で奏したオルガン演奏が話題となり、そのままアルンシュタットの新しい教会のオルガニストに採用されています。その後、1705年にはアルンシュタットからリューベックまで、およそ500kmの長距離を徒歩で旅行し、ブクステフーデの教えを仰いでいたことでも知られています。このアルバムに収録されている作品のほとんどは、この激動の時代(というか血気盛んな時代)に書かれた「初期の曲」で、晩年のような練りに練られた対位法というよりは、溢れてくるような流麗なフォームで書かれています。いくつかの作品は、組曲として数えたほうがよいのかという議論は尽きませんが、それはとりあえず置いておいて、流麗な若いバッハの姿を垣間見る楽しみに浸ってみたいと思います。ハッキネンの演奏は、多彩な音色を駆使した納得のできるもの。創造性と表現力の限界に挑むような素晴らしい演奏です。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573087

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    J.S. バッハ:フルート・ソナタ集 BWV 1030-1035 (フレッド/ハッキネン)

    J.S.バッハ(1685-1750)の6曲の「フルートとハープシコードのためのソナタ」は非常に有名ですが、その起源については数多くの議論がなされています。またBWV1032の第1楽章の一部は消失しているため、演奏する時には後世の人によって修復された楽譜が使われることになります。さらに、現在ではBWV1031とBWV1033はバッハ以外の作曲家(恐らく彼の息子)の作品であると考えられており、すでに「バッハの作品」としてその位置を確立しているBWV1031の第2楽章のあの美しい「シチリアーノ」も、本当はバッハの作品ではないのです。またBWV1033から1035までの3曲は、もともと無伴奏フルートに通奏低音が添えられたものとも言われていますが、こちらもフルートの華麗な旋律が広く愛されています。どの曲も出典に謎の多い作品ではありますが、完成度は非常に高く、フルート奏者たちのこの上なく大切なレパートリーとなっています。曲によって変えられた楽器の響きの違いにも注目してください。※日本語帯付き(2016/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573376

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    リヒター:室内ソナタ(1764)第1番 - 第3番(フレッド/ペルトニエミ/ハッキネン)

    シンフォニア集(8.557818)でその典雅な世界へ聴き手を誘った、マンハイム楽派の作曲家フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)の室内ソナタ集です。時代的には複雑なバロック様式から、装飾の少ないギャラント様式へと移り変わる頃に活躍した人ですが、この1764年にニュルンベルクで公表された一連のソナタ集は、まだバロックのトリオ・ソナタの伝統に基づくものです。この12のソナタはヴァイオリン(もしくはフルート)、チェロの序奏付きのチェンバロ・ソナタとして書かれたものですが、実際に演奏してみるとヴァイオリンでは若干演奏不能な個所があり、これらの曲はフルートで演奏するべきではないかと思われます。北欧の名手たちによる春の陽だまりのようなどこもかしこも柔らかく美しい音楽です。(2011/03/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572029

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    リヒター:シンフォニア集(ヘルシンキ・バロック/ハッキネン)

    マンハイムの宮廷でバス歌手として活躍、後に作曲理論書を出版したF・X・リヒターの初期の作品です。1744年に出版された「6つのシンフォニア」は様式的にはバロック的ですが、随所に表現力豊かな和声と成熟した対位法が散りばめられているもので、時代の変遷を音で聴けるまことに興味深い作品と言えるでしょう。(2007/10/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557818