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クラッゲルード, ヘンニング(1973-)

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    シュポア:コンチェルタンテ第1番、第2番/二重奏曲 ト長調 Op. 3、No. 3 (クラッゲルード/ビョロ/オスロ・カメラータ/バラット・ドゥーエ)

    複数のソリストが活躍する「コンチェルタンテ」は、バロック時代にはよく作曲されたものの、ロマン派の時代になるとほとんど書かれることはありませんでした。ソリストはたった一人で大オーケストラに立ち向かい、眩いばかりの技巧を誇示するのが当たり前となったからです。そんな中でシュポアは積極的に優れたコンチェルタンテを作曲し、ソリストたちの親密な対話を促したのです。当時の音楽界では、彼のメロディは上品過ぎて発展性がない。と揶揄されたということですが、例えばこのコンチェルタンテの第1番の冒頭での長調と短調が目まぐるしく交錯し、すばらしいハーモニーを作り上げていく場面などを目の当たりにするとベルリオーズやチャイコフスキーの音楽と比べても何の遜色もないと言ってしまっても良いほどではないでしょうか。演奏するのは、シベリウスやシンディングで優れた解釈を聴かせる名手クラッゲルードと、同じく北欧の名手で現ノルウェー国立オペラ管弦楽団コンサートマスター、オイヴィンド・ビョーラです。目を見張るばかりの美音が炸裂します。(2010/04/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570840

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    シンディング:ヴァイオリンとピアノのための作品集 1 (クラッゲルード/ハドラン)

    2005年の雪深い10月のある日、オスロの古い図書館にて、シンディングの宝石のような小品集を録音することが決まりました。グリーグに比肩するほどの素晴らしい作曲家のはずなのに、留学先のドイツでナチスに協力したため、祖国ノルウェーからは「反逆者」の烙印を押されてしまったシンディング。確かに彼の交響曲はドイツ系の香りがしますが、このヴァイオリンの小品集はノスタルジックでセンチメンタル。まさに北欧の香りがそこかしこに漂っています。わずか数百グラムの古いヴァイオリンとヨハン・スヴェンセンが愛用した古いグランドピアノを使って演奏されたこれらの作品の何と味わい深いこと!ヴァイオリン協奏曲(8.557266)で説得力たっぷりの演奏を披露した若き名手クラッゲルードの冴え渡る技巧と甘やかな表現力はここでも光り輝いています。(2009/11/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572254

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    シンディング:ヴァイオリンとピアノのための作品集 2 (クラッゲルード/ハドラン)

    クラッゲルードとイーレ・ハドランの演奏するシンディングのヴァイオリン作品集第2集。先に発売された第1集(8.572254)が大好評。甘い旋律と夢見るようなハーモニーは、この作曲家になじみのない人の心にも強烈な印象を植え付けたようです。このアルバムには、これまたとびきり愛らしい小品と、ロマンティックなヴァイオリン・ソナタ、そして有名過ぎる「春のささやき」などが収録されています。シンディングは若き頃ヴァイオリンもピアノも学びはしたものの、演奏家として活動するには技術が足りないことを自覚。指揮者としての道も諦めてしまい、早いうちから作曲家としてのみ音楽活動にかかわることを決意したといいます。彼は一生涯、後期ロマン派の作風を崩すことはありませんでした。ただ、独自の作風を確立しなかったことも非難されたこともあってか「古風な様式のソナタ」では4分の7拍子や4分の5拍子などの変拍子を使ってみたりもしていますが、やはりスタイルを大きく逸脱することはなく、以降の作品も、変わることなく美しい響きで満たされています。晩年は様々な要因で悲惨な生活を強いられた彼ですが、彼の音楽はこれから復興の一途をたどるに違いありません。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572255

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    スヴェンセン:弦楽四重奏曲/弦楽五重奏曲(クラッゲルード/オスロ弦楽四重奏団)

    (2003/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999858-2

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    ノルウェー・ヴァイオリン名曲集(クラッゲルード/ラズモフスキー響/エンゲセト)

    ロマンティックなメロディーの数々、そしてヴァイオリンという楽器の魅力が満載された佳曲・秘曲による、心洗われる1時間をお約束する一枚です。生前はパガニーニに匹敵する大技巧家として知られていた大ヴァイオリニストのブルの諸作品や、スヴェンセンの「ロマンス」では、清楚にして感傷的な旋律が涙が出るほどの感動を誘います。またシンディングの組曲や、ハルヴォルセンの諸作品に聴くヴァイオリン用法の巧みさには全く驚かされます。前者の第1曲の無窮動的展開は息を呑むほどですし、後者のノルウェー舞曲における民俗的語法をヴァイオリンの名人芸的技巧に取り込んでしまう書法は、あまりに見事なものといわざるを得ません。(2000/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554497

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    ハルヴォルセン:ヴァイオリン協奏曲/ニールセン:ヴァイオリン協奏曲/スヴェンセン:ロマンス(クラッゲルード/マルメ響/エンゲセト)

    ノルウェーのハルヴォルセンとデンマークのニールセン。そして同じくノルウェーのスヴェンセン。北欧の3人の作曲家のヴァイオリン作品を集めた1枚です。もともと優れたヴァイオリニストとして活動していたハルヴォルセンは、1907年の春、いくつかの新聞のインタビューで「私は今、ヴァイオリン協奏曲を作っている」と応えたため、ノルウェーの音楽界は作品の完成を熱望していました。しかし、独学で作曲を学んだ彼は作品を仕上げる自信が持てず(それまでに編曲や小品は手掛けていたにもかかわらず)結局のところ、なかなか協奏曲を発表できなかったのです。しかし、当時17歳の才能溢れるカナダの女性ヴァイオリニスト、キャスリーン・パーロウの演奏を聴いたハルヴォルセンは、その名技に感銘を受け、ようやく1908年の秋に協奏曲を完成。その翌年彼女の演奏により初演されたのです。聴衆たちは作品に大絶賛を送りましたが、パーロウ以外の奏者はこの曲を演奏することもなく、そのうちほとんど忘れられてしまいました。ハルヴォルセンは1929年に引退した際、多くの譜面を燃やしてしまったのですが、パーロウが保存していた写譜をもとに、今回のクラッゲルードの演奏で曲が甦ったのです。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573738

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    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番、第4番、第5番「トルコ風」(クラッゲルード/ノルウェー室内管)

    ノルウェーに現れたヴァイオリン界の俊英、ヘンニング・クラッゲルード。2003年録音のシンディングとシベリウスのヴァイオリン協奏曲で鮮烈な印象を残す彼は、それ以降もシンディングやグリーグなどの北欧ヴァイオリン作品や、イザイ、シュポアといった高い技術を要求される作品を次々とリリースし、国際的な評価を受けています。また作曲家、編曲家としても才能を発揮、そして最近はクラシックだけに留まらず、ジャズ・アーティストとコラボしたりとマルチな活躍をみせています。そんなクラッゲルードが今回取り組んだのはモーツァルト(1756-1791)の3つの協奏曲。彼のヴァイオリン協奏曲の中で最初に成功したと言われる第3番、勇壮な主題で知られる第4番、終楽章にトルコ風の楽想が用いられているため「トルコ風」と呼ばれる第5番と、どれも人気の高い作品です。どの作品にもカデンツァが置かれていて、奏者の腕の見せ所となっていますが、クラッゲルードはもちろん自作を演奏。変幻自在な彼の楽想の迸りをぜひ聞いてみてください。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573513

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    モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K. 563/弦楽三重奏曲 ト長調 K. Anh. 66 (K. 562e)(クラッゲルード/トムテル/リヒター)

    モーツァルト(1756-1791)32歳の時に作曲されたディヴェルティメント変ホ長調は、高い音楽性と流麗な曲想を持つにも拘わらず、なぜかあまり聴かれることがありません。そもそもディヴェルティメントは自由な形式を持つ楽しい曲であるはずなのに、この作品は恐ろしいまでの精緻な作曲技法が施されており、各楽器の演奏技術も高いものが要求され、ちょっとやそこらで演奏できるようなものではありません。それだけに、聴き手も大いなる喜びと緊張感を同時に味わうこととなる、まことにもって「一筋縄ではいかない」作品なのです。モーツァルトのフリーメーソン仲間であり、よくお金を借りていた友人プーフベルクの依頼であったことや、変ホ長調という調性、また「三」重奏であるということ(3はフリーメーソンにとって重要な数字)から、フリーメーソンのための曲とも言われています。(2011/08/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572258