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ボルティモア交響楽団

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    バルトーク:管弦楽のための協奏曲/弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(ボルティモア響/オルソップ)

    バルトーク作品の中でも、とびきりの人気を誇る2つの作品をオルソップ&ボルティモア交響楽団の極上の演奏で。祖国ハンガリーの政治状況の悪化を嘆く59歳の彼は、アメリカへ亡命しますが、そこは決して居心地のいい場所ではありませんでした。健康状態も悪化、意気消沈していた彼の創作意欲に再び火をつけたのが、彼の友人たちが仕組んだと言われる「ボストン交響楽団からの作曲委嘱」だったのです。バルトークはそれに応え、この「管弦楽のための協奏曲」を作曲。彼自身もすっかり意欲を取り戻し、その後も音楽活動を続けることができたのでした。もう1曲の「弦チェレ」は彼が55歳の時の作品で、民俗音楽の研究に没頭していた頃に書かれたもの。チェレスタが入ることで曲に神秘性と深みが与えられているのは、インドネシアのガムランの音色が念頭にあったからと言われています。楽器の音色を純粋に楽しみたい人にもオススメの1枚です。(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572486

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    プッツ:シティ/マリンバ協奏曲/月の光(ニードルマン/ジョン・ジス/ボルティモア響/オルソップ)

    2012年、歌劇《きよしこの夜》でピューリッツァー賞を受賞したアメリカの作曲家ケヴィン・プッツ。メトロポリタン・オペラ、フィラデルフィア管弦楽団を含む世界の主要な団体から作品を委嘱され、そのどれもが高く評価されています。このアルバムには、彼の学生時代の「マリンバ協奏曲」から最近書かれた「オーボエ協奏曲」までの3作品を収録。イーストマン音楽学校の大学院に在籍していたプッツが、マリンバ奏者の名倉誠人とコラボレーションを組み書き上げたのが1997年の「マリンバ協奏曲」。冒頭の変ホ長調の旋律は、彼が愛するモーツァルトの変ホ長調のピアノ協奏曲をモデルとしているといい、これをマリンバが装飾的に彩っていきます。第2楽章は弦楽器の伴奏でマリンバがエレガントに歌い、第3楽章では激しいダンスの中に第1楽章の旋律が回帰し、全体をまとめています。「シティ」はボルティモアという都市にインスパイアされたカーネギーホールとの共同作品。2015年4月に起きた「フレディー・グレイの死」による騒乱事件を含む、この街のさまざまな側面が万華鏡のように描かれています。2016年の大統領選挙をきっかけにプッツが覚えたという動揺と深い幻滅感、これを解消した映画「ムーンライト」の印象が作品の根底にあるという「オーボエ協奏曲」には、プッツの今の思いがこめられています。(2023/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559926

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    プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」(ボルティモア響/オルソップ)

    シェイクスピアの最も有名な戯曲「ロメオとジュリエット」。この物語にインスパイアされた音楽は数多くありますが、中でも最も高い人気を誇るのがプロコフィエフのバレエ音楽でしょう。シェイクスピア学者、演出家ラドロフ、ギリシャ劇の権威ピオトロフスキー、振付師ラブロフスキーらの協力を得て最初に完成させた台本は、当時の慣習「死者は踊ることができない」に基づいて「ジュリエットが死ぬ前にロメオが到着、ハッピーエンド」を迎えるというものでした。しかし、それでは物語の本質を伝えることができないと考えたプロコフィエフは再度人々と相談の上、結末を悲劇に変更。現在の形になりました。演奏会組曲の形で上演されることも多いのですが、全曲を通して聴くとプロコフィエフの意図がしっかり伝わります。指揮は、ウィーン放送交響楽団の次期首席指揮者就任が決定したマリン・オルソップ。プロコフィエフの交響曲全集を補完する2枚組です。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573534-35

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    ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(W. ショウによる校訂版)(オローリン/ムーア/ファン/アウトロー/コンサート・アーティスツ・オブ・ボルティモア・シンフォニック合唱団/ボルティモア響)

    ヘンデルのオラトリオ中、最も人気の高い「メサイア」。聖書から歌詞をとったイエス・キリストの生涯を描く大作です。ヘンデルのオラトリオの大多数は劇場用に書かれており、どれもオペラに近いものですが、この「メサイア」だけは例外で、ヘンデルの全作品の中でも数少ない宗教的な内容を持っています。17世紀当時の英国ではオラトリオの人気は低かったのですが、ヘンデルはオラトリオにイタリア・オペラ的な華麗さを持ち込み、1718年、最初に英語のテキストを用いた「エスター」は批評家に“宗教的茶番”と酷評されたものの、ヘンデルは作品の出来栄えにひそかな自信を抱いたようです。この「メサイア」は当時慣例である、他の作曲家の作品や自身の作品からの借用や転用も多く見られますが、「ハレルヤ・コーラス」を始めとした壮麗な旋律は、現在でも合唱作品の最高傑作として讃えられています。このボルティモア交響楽団による演奏はモダン楽器を使用、序曲ではソロ・ヴァイオリンが活躍するなど至るところに工夫が凝らされています。(2018/09/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573798-99

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    マーラー:交響曲第1番「巨人」(ボルティモア響/オルソップ)

    数多くの指揮者、オーケストラがレパートリーとする、すっかりおなじみとなったこのマーラー(1860-1911)「第1番交響曲」。とはいえ、マーラー自身もこの作品にタイトルを付けてみたり、外してみたり、最初は5楽章形式であったり、また歌曲からの引用があったり。と様々な試みが施されており、一時期は誰もがみんな「巨人」というタイトルで呼んでいたものの、今では「それはやめよう」という流れになっている、マーラーらしい作品です。もちろん演奏の解釈も時代によって刻々と変化しているのも間違いありません。オルソップの演奏には、弱々しい感情ではなく、突き進む強さがあります。これは女性指揮者だからこその強さかもしれません。第1楽章の悠然さ、第2楽章の決然とした響き、重々しい第3楽章、そしてはち切れんばかりのパワーを込めた終楽章。これは見事なマーラーです。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572207

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    メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」(ボルティモア響/コミッショーナ)

    ルーマニア出身のコミッショーナ(1928年6月16日 - 2005年3月5日)は、1965年にフィラデルフィア管弦楽団を指揮してアメリカにデビュー。1969年にはボルティモア交響楽団の音楽監督に就任、地方オーケストラだった同団をアメリカ有数の楽団に育て上げるなど、オーケストラビルダーとして見事な手腕を発揮しました。日本では東京都交響楽団などへ客演指揮を重ねたことで知られています。ここでのメンデルスゾーンの2つの交響曲は、1988年に発行されたアメリカン・レコード・ガイドにおいて、作為のない自然なアプローチによる端正な表現が同曲のなかで最高ランクと評価されました。制作はマルク・オボール&ジョアナ・ニクレンツが担当。MMG(Moss Music Group)原盤。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:MMG
    カタログ番号:MCD10044