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スラットキン, レナード(1944-)

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    タワー:メイド・イン・アメリカ/太鼓/管弦楽のための協奏曲(ナッシュヴィル響/スラットキン)

    既発売の器楽曲集(8.559215)で、エネルギッシュな世界を聴かせてくれたタワーですが、今度はいよいよオーケストラ作品が登場です。「メイド・イン・アメリカ」は、フォード社の肝煎りでアメリカ全土の各地で演奏するための新作として作曲された作品です。第2の国歌ともいわれる「アメリカ・ザ・ビューティフル」が引用され、ポジティヴなパワーに満ちる様は、まさにアメリカそのものといった感があります。「タンボル」と管弦楽のための協奏曲は、オーケストラのヴィルトゥオジテを大いに発揮する演奏効果抜群の楽曲で、前者での打楽器群の炸裂や、後者での様々なソロやセクションの活躍は大いに耳を楽しませてくれます。(2007/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559328

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    プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」/組曲「キージェ中尉」(カールソン/ヴォケタイティス/セントルイス交響合唱団&管弦楽団/スラットキン)

    映画のための音楽から生まれたプロコフィエフ作品を集めたアルバム。スラットキンはプロコフィエフの演奏でも高い評価を得ていますが、なぜか録音は少なく、これは貴重な1枚であると共に、合唱を含むシンフォニックなサウンドを見事に収めた優秀録音としても聴きごたえがあります。エイゼンシュテイン監督の映画『アレクサンドル・ネフスキー』の音楽から編まれた同名のカンタータはドラマティックな迫力と繊細な抒情が見事な音楽を織りなしています。「プスコフ入城」末尾での壮大な高揚は圧巻です。『キージェ中尉』は楽しくユーモラスな音楽。ここでは声楽付きバージョンで演奏しているのも注目されます。エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。マーク・オーボートによる録音は広がりと奥行きを感じさせ、ソロ楽器はクローズアップされることなく自然に浮かび上がります。旧CDでもその特徴は伝わりましたが、24bit/192kHzリマスターにより本来のサウンドに更に近付きました。ブックレットには初出LPの解説書から該当作品の解説とジャケット写真が転載されています。 (2024/01/26 発売)

    レーベル名:Vox
    カタログ番号:VOX-NX-3033CD

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    ベイカー:ガラス玉遊戯/風の目覚め/シャドウズ/神秘のトランペッター(セントルイス響/スラットキン)

    ドイツの詩人、文学者ヘルマン・ヘッセが書いた「ガラス玉遊戯」を音で描くという問題作です。1946年にノーベル賞を受賞したこの長編小説は、架空の国「カスターリア」に憧れた主人公の彷徨と遍歴を描きながら、精神性を極めていくという数多くの風刺と社会批判をはらんだ物語です。ベイカーは3つの楽章で、新たな世界を構築し、バッハの断片に様々な音楽をコラージュするなどスリリングな音楽を作り出しています。他にはホイットマンの詩に触発された「神秘のトランペッター」など、文学の香りを感じさせる作品集です。(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559642

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    ベルリオーズ:イタリアのハロルド/序曲「ローマの謝肉祭/夢想とカプリス/歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」 - 序曲(フランス国立リヨン管/スラットキン)

    イギリスの名詩人、第6代パイロン男爵ジョージ・ゴードン・バイロンが1812年に出版した「チャイルド・ハロルドの巡礼」は当時大ベストセラーになりました。彼は当時の偽善と偏見に果敢に立ち向かい、また恋多き男でもあり、そんなところもベルリオーズ(1803-1869)がこの物語に音楽を付けるモチベーションになったのではないでしょうか。この作品は当初、パガニーニが演奏することを想定して書かれましたが、パガニーニが曲の出来に不満を漏らしたという説や、ベルリオーズが途中で書く気を失ったという説など様々な原因があったようで、結局のところ、第1楽章でふんだんに使われたヴィオラは、楽章が進むにしたがって姿を潜めてしまいます。しかしながら、曲全体の物語はとても面白く、まだベルリオーズ特有の「イデー・フィクス(固定観念)」もふんだんに登場し、特に第4楽章での楽器たちの喧騒と狂乱は幻想交響曲を超えるほどの熱狂を呼ぶものです。ヴィオラのリーズ・ベルトーは1982年生まれの才能あるヴィオラ奏者。この難曲を容易く手中に収めています。残りの3曲は、全て歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」に関係する作品で、有名な「ローマの謝肉祭」も元々はこの歌劇の間奏曲として作曲されたものです。「夢とカプリース」はテレサのアリアを編曲したもの(このアリア自体は初演前に削除されてしまった)で、現在では独立した曲とされています。(2014/07/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573297

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    ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」(ルベーグ/ベーア/カトン/スピリート/フランス国立リヨン管/スラットキン)

    シェイクスピアの戯曲を元に、ベルリオーズが自由に翻案した「ロメオとジュリエット」。ベルリオーズ自身が「劇的交響曲」と名付けているものの、時にはオペラを思わせる部分があるなど、かなり自由な形式で書かれています。第3部に現れる旋律はワーグナーが「今世紀における最も美しいフレーズ」と評しましたが、一方で「その素晴らしい旋律の間に屑の山が積まれている」と散々にけなすなど、形式と同じく、様々な要素が混在しています。しかし、全体に通じる崇高な思想や、実験的な管弦楽法など当時の最先端を行く作風は、ベルリオーズならでは。あまりにも長大であるため、全曲が演奏されることは稀ですが、ここでのスラットキンの演奏は統一感ある見事な仕上がりを見せています。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573449-50

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    ベルリオーズ:幻想交響曲/序曲「海賊」(フランス国立リヨン管/スラットキン)

    準・メルクルが任期を終えたリヨン国立管弦楽団が、2011年のシーズンからの音楽監督として迎えたのは、1944年生まれの名指揮者レナード・スラットキンでした。レパートリーの広さは幅広く、何よりアメリカ音楽を得意としているスラットキンは、既にNAXOSにも数多くの録音がありますが、今後はまた違った世界を切り開いていくことは間違いないでしょう。記念すべき第1作目は、ベルリオーズ(1803-1869)の「幻想交響曲」で思い切りはじけた音楽を聴かせてくれます。何より注目したいのは、第2楽章に2つのヴァージョンが用意されていること。通常版も興味深いのですが、なんといっても「コルネット付き」のトラック10が凄いことになっています。ベルリオーズが当時の名手ジャン=バティスト・アルバンにせがまれて書き加えたとされるコルネット・パートですが、結局最終稿には採用されることのなかった華やかなオブリガードです。楽しさ全開!(2012/10/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572886

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    ボルコム:無垢と経験の歌(ブリューワー /スラットキン)

    生前は詩人としての業績は評価されなかったにも関わらず、今日では最も重要なイギリスの詩人と位置づけられているウィリアム・ブレイク。多くの作曲家たちをも惹き付けて止まない代表作「無垢と経験の歌」の世界を、現代アメリカの作曲家ボルコムが、25年間の人生を捧げ、何と2時間を大きく超える超大作声楽曲として描きました。普通に調性がある曲から激しい不協和音はもちろん、フォーク、ロック、レゲエなどの要素も惜しげなく使うという、「何でもあり」作戦。これだけごたまぜにするからこそ、全体の終曲のわかりやすさ、楽しさが感動を誘います。大指揮者スラットキンの棒の下、声楽の水準が非常に高いライヴ録音でお届けします。(2005/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559216-18

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    ボルゾヴァ:ラーダの歌/新世界へ(フレア/コツァーク/ミシガン州立大学児童合唱団/デトロイト響/スラットキン)

    女性作曲家、アッラ・ボルゾヴァは1961年ベラルーシのミンスクに生まれ、6歳からピアノと作曲を始めました。モスクワ音楽院で作曲の博士号を取得し、その後1993年にアメリカに移住、1996年にはニューヨークに自宅を構え作曲活動に励んでいます。彼女は自作に様々な詩や物語をあてはめるのを好み、これらの想像力豊かな作品は各方面で高い評価を得ています。このアルバムに収録されている「ラダの歌」もそんな作品で、彼女の娘「ラダ」のために書かれたカンタータです。1992年にベラルーシ・ラジオ・テレビの子ども合唱団と交響楽団によって初演され、風変りなお伽噺と幻想の世界を体感させてくれるこの色彩に溢れた曲は、多くの同時代の作曲家と演奏家たちに多くのインスピレーションを齎しています。(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559706

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    マクティー:交響曲第1番/回路/アインシュタインの夢/ダブル・プレー(デトロイト響/スラットキン)

    現代アメリカの多様多彩な風景、これを極限まで感じさせる音楽がここにあります。作曲家のマクティー(1953-)は6歳からピアノを始めましたが、彼女の師は「即興性」をとりわけ重視したため、彼女はクラシックだけでなくジャズのインプロヴィゼーション、電子音楽などにも興味を持ち、これらが作品に強い影響を与えているのは間違いありません。また彼女は3年間ポーランドの大家ペンデレツキに師事、この経験もとても大きなものであったと言えるのではないでしょうか。このアルバムに収録された作品もどれもが個性的で、意欲的なものばかりです。冒頭の「回路」をまず聴いてみてください。忙しなく規則的に動き回る音、溢れるエネルギー、そしてそれを縫って聞こえてくるシンコペーションのリズム。これらの刺激的なリズムの応酬はまさに現代人が求めているものに他なりません。思わせぶりなタイトルと持つ「交響曲第1番」でもリズムは炸裂します。古いものを新しいものが交錯する「アインシュタインの夢」、不可思議な色彩を持つ「ダブル・プレイ」、機能的な美がここにあります。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559765

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    ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(編集:L. スラットキン)/リスト:ピアノ協奏曲第1番(ペン・ペン/ナッシュヴィル交響合唱団/ナッシュヴィル響/スラットキン)

    展覧会の絵の管弦楽版というと、どうしてもラヴェルのものが頭に浮かびます。確かに、ストコフスキーを始めとした大勢のチャレンジャーが編曲を試みてはいるものの、なかなかラヴェルを超えるものは出てこないのが実情。ならばこれはどうでしょう?「豪華特上幕の内弁当」のような特選素材の盛り合わせは、全ての人を満足させるに違いありません。そうそう、リストでソリストを務めるペンペンはこの当時14歳の逸材です。(2008/11/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570716