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ガロワ, パトリック(1956-)

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    C.P.E. バッハ:フルート協奏曲全集(ガロワ/トロント室内管/マロン)

    大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエルは、いわば対位法の権化であった偉大な父とは異なり、はるかにリラックスした、エンタテイメント重視路線の作風の持ち主でした。フルート協奏曲も、長調の部分は楽しげに、短調部分は情熱的にと、屈託のない明るさとセンスの良い旋律美に貫かれ、また独奏者の腕前を存分に発揮する華麗な仕上がりとなっています。伴奏が弦楽と通奏低音のチェンバロのみという簡素な編成となっているのも、フルートの輝かしさを一層引き立てています。現代最高のフルーティストの一人である、パトリック・ガロワの名人芸をどうぞお楽しみください。(2002/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555715-16

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    ヒューイット/カー/ライナグル:18世紀アメリカの序曲集(シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    1700年の前半のアメリカでは、イギリスの植民地として、ハイドンやシュターミッツら、ヨーロッパの音楽家が各地でコンサートを開いていましたが、1700年の後半に起こった独立戦争を機に、地元の音楽家たち(多数入国していた移民たちも含む)が盛んに音楽を書き始めるようになりました。このアルバムに収められたのはイングランド生まれのカーとヒューイット、スコットランド生まれのライナグルの音楽。彼らの作品はヨーロッパで人気のクラシック音楽をメドレーにしたものが中心ではありますが、新しい物を作ろうという決意に溢れた、活力漲る音楽として高く評価されるものです。これらは音楽学者ファン・ブーア氏による渾身の復元です。(2011/05/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559654

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    ビレット・コンチェルト・エディション 6 - モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番、第17番

    NAXOSが誇る名手イディル・ビレットの最新録音はモーツァルト(1756-1791)の2つのピアノ協奏曲です。今回のバックを務めるのは、古典派作品の解釈で高く評価され、すっかり指揮者としての威厳を身につけたパトリック・ガロワ。彼が振るロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの軽やかな音色をバックに、ビレットが独自の解釈に基づいた旋律を優雅に奏でていきます。最近はこの時代の作品のテンポを速めに取るのが流行ですが、彼女は決して浮き足だつことなく、着実に一つ一つの音を鳴らすことで、モーツァルトの意思を諮っているかのようです。なんとも不思議な味わいのモーツァルト。これはくせになります。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571306

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    プーランク/メシアン/ブーレーズ:フルート作品集(ガロワ/ウォン)

    非常に長い歴史をもつ楽器であるフルートですが、楽器の機能が成熟し、その可能性が存分に花開いたのは20世紀になってからといってもよいかもしれません。とりわけフランスにおいては「お家芸」的状況となりましたが、当盤にはその素晴らしい精華が、同国の巨匠ガロワの名技で収められています。まさに大家のオンパレード、耳あたりのよい軽妙洒脱なプーランクから、野性味と洗練が奇跡的な同居を見せるジョリヴェ、バリバリのゲンダイオンガクのブーレーズまで、幅広い作風のコンピレーションとなっているのも、壮観といったところです。フルートはもちろん、ピアノにも超絶技巧を要する曲が多く、聴きごたえ満点です!(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557328

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    フルート・フェイバリッツ

    人類における「最も古い楽器」の一つとして認知されているフルートはもともと“空洞の管に息を吹きつけて発音する楽器”を指し、縦笛、横笛の区別はありませんでした。しかし、いつからか横笛のことをフルートと呼ぶようになり、19世紀半ばの楽器製作者テオバルト・ベームが改良したことで、更に進化した楽器に変貌。正確な音程と優雅な姿を備えた人気の楽器になったのです。このアルバムではバッハ時代の作品(まだキー装置は備えていない)からドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」といった近代の作品までを収録。フルートのエレガントで美しい響きが存分に味わえる楽しい1枚となっています。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578175

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    プレイエル:フルート協奏曲/交響曲 変ロ長調、ト長調(シンフォニア・フィンランディア/ユバスキュラ/ガロワ)

    オーストリアで生まれ、ハイドンに学び、そのまま行けばベートーヴェンの良き先輩として活躍したであろうプレイエルですが、1783年にフランスに移り、名前を改名してから(以前はプライエルであった)は、ロンドンで成した財で邸宅を購入、そして師であるハイドンの楽譜を出版するために立ち上げた音楽出版社が成功を呼び、ついにはピアノ制作会社までをも設立するに至ったというのですから、人生全く何が起こるかわかりません。こんな多彩な活躍をした彼ですが、その作品数もとても多く、一時期はヨーロッパにおいて「最も有名な作曲家」として知られていたほどであり、ここで聴ける2つの交響曲などからは、その才能を存分に感じることができるでしょう。彼の唯一のフルート協奏曲であるハ長調の作品も、きらめくような美しさを備えています。最近は指揮者として活躍している名手ガロワですが、ここでは文句なしのフルートを聴かせます。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572550

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    ベートーヴェン:6つの民謡による変奏曲/10の民謡主題と変奏曲(ガロワ/プリンツ)

    19世紀の始め、スコットランドの熱心なアマチュア音楽家で出版業を営んでいたジョージ・トムソン(1757-1851)は「自国の民謡を普及するためにはどうしたら良いか」と考えます。そこで閃いたのは、当時ウィーンで活躍している作曲家たちに、民謡を編曲してもらうことでした。彼はスコットランドだけでなく、ヨーロッパ各地の民謡を採集し、ハイドンやプレイエル、そしてベートーヴェン(1770-1827)に編曲を依頼し、それを出版して大もうけを狙ったのです。トムソンがベートーヴェンに最初にコンタクトをとったのは1803年のこと。「アイルランド民謡を使ったソナタを書いて欲しい」という依頼に応えたベートーヴェン、すぐさまそれを仕上げ、トムソンに送ったのです。彼らのコラボレーションから生まれた作品は100作を越え、このアルバムのような「ヴァイオリン、もしくはフルートの伴奏付きのピアノ曲」だけでなく、声楽曲など多岐に渡っています。名フルーティスト、ガロワは当時の演奏法に基づき、このシンプルな曲たちに自由な即興や装飾を加えることで、珠玉の作品へと昇華させています。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573337

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    ベートーヴェン:フルート作品集 1 (瀬尾和紀/ガロワ/児玉光生/瀬﨑明日香/小峰航一)

    ベートーヴェン初期の作品の中でも取分けシンプルに書かれた器楽作品。瑞々しく明るく快活なベートーヴェンも悪くありませんか?(瀬尾和紀)ベートーヴェンの二重奏曲は、おそらく創作活動の最初期に作曲されたと考えられています。もともとはクラリネットとファゴットのために書かれていますが、様々な楽器に置き換えられることも多く、このアルバムではフルートとファゴットが実にのどかな世界を描き出しています。Woo26の二重奏曲は1792年の作品。流麗な旋律が特徴的なアレグロ、軽やかなメヌエットと短いながらも充実した内容を持つ小品です。1796年に作曲された「セレナード」はフルートとヴァイオリン、ヴィオラという珍しい編成による7楽章からなる作品。各楽器の対話が楽しい明朗な美しさを持っています。日本を代表するフルーティスト瀬尾は演奏だけでなく、編曲も行い、作品の魅力を丁寧に伝えています。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573569

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    ベスト・オブ・楊天媧

    1987年生まれの若きヴァイオリニスト、ティアンワ・ヤン。中国で生まれ4歳でヴァイオリンを始めた彼女は、すぐさま才能を開花させ、10歳で北京の中央音楽学院に入学を許可されます。13歳でパガニーニのカプリースを録音し、2003年にはヨーロッパでの活動を本格的に始め、ドイツの学術交流サービスからは奨学金を授与されています。それ以降は、もちろん世界中でコンサートを開き、多くのオーケストラとも共演、その才能のひらめきは留まることを知りません。既にNAXOSレーベルから10枚を越えるアルバムをリリース、中でもサラサーテの一連のアルバムは世界中で高い評価を受けています。このアルバムは、そのサラサーテも含めた、彼女自身がお気に入りの曲を選び1枚にまとめたものです。彼女の演奏には深い洞察力と、滴り落ちるような美音があり、また極度に張り詰めた緊張感も備えています。その特色が最も現れているのは、イザイのソナタでしょうか?あまりにも素晴らしい「怒りの日」のモティーフにはただただ聞き入るほかありません。肩の力を抜いたピアソラ、軽やかなメンデルスゾーンも聴きものです。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578317

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    マスネ:歌劇「バッカス」/「エロディアード」(抜粋)/組曲「タイス」/バレエ組曲「ル・シッド」(バルセロナ響&カタルーニャ管/ガロワ)

    その生涯に40作品近くの歌劇を書いたにも拘わらず、そのほとんどは忘れ去られ、現在では「マノン」「タイス」「ウェルテル」などのいくつかの作品だけがレパートリーとして残っているというフランスの"歌劇作曲家"ジュール・マスネ(1842-1912)。とは言え、彼の作品は前述のレパートリー以外にも完全に忘れ去られていることはなく、例えば主役にふさわしい歌手が現れた時などには、爆発的な人気を獲得することでも知られています。彼の作品にはライトモティーフ(人物や状況を特定の動機で表すこと)の手法が用いられていたり、適度なエロティシズムが盛り込まれていたりと、なかなか聞きどころが多いものなのですが、前述の通り、滅多に聴く機会に恵まれないのが悲しいところです。このアルバムではそんなマスネのバレエ音楽を集めています。ここには歌はないものの、重厚なハーモニーと美しく妖艶なメロディが散りばめられています。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573123