スタトコフスキ, ロマン(1859-1925)
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ポーランドの作曲家、教師として活躍したスタトコフスキ(1859-1925)は、アントン・ルビンシテインとリムスキー=コルサコフに作曲を学び、20世紀ポーランドの音楽家たちに多大なる影響を与えた人として知られています。彼の作品は後期ロマン派のスタイルで書かれており、とりわけピアノ曲は、ショパンの伝統を受け継ぎながら、それを更に発展させた聴き応えのあるものです。しかし、彼は後進の指導に専念するため、1904年に作曲活動をやめてしまい、その後21年間はずっと教師として尽力したとされています。ピアニスト、カラスキエヴィチはカトヴィツェの音楽大学を卒業後、ワルシャワ大学で博士号を取得、ヨーロッパから南米で演奏旅行を行うなどして好評を博しています。彼女は忘れられた作曲家の作品の復権を数多く行うことで知られていて、このスタトコフスキのアルバムもピアノ音楽ファンへの素晴らしい贈り物となることでしょう。また、この録音ではファッツィオーリのピアノが使われています。その重厚でニュアンスある響きをぜひお楽しみください。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25129 |
ポーランドの作曲家ロマン・スタトコフスキは、アントン・ルビンシテインとリムスキー=コルサコフに作曲を学び、ピアノ曲や室内楽曲を作曲、これらは20世紀ポーランドの音楽家たちに多大なる影響を与えました。1904年にはワルシャワ音楽院の教授に就任。その後21年間は、教師として多くの弟子を育て上げました。彼は生涯を通じて60近くのピアノ曲を作曲しましたが、このアルバムに収録された世界初録音を含むこれら作品のほとんどは、サンクトペテルブルクとモスクワで作曲されたもので、どれもサロン風の耳なじみのよい旋律をもっています。演奏はカトヴィツェ生まれのマグダレーナ・リサク。1995年に開催された「第13回ショパン国際ピアノコンクール」のファイナリストとなったことで国際的活躍の足掛かりを得ました。音楽一家の出身で、彼女の祖父はワルシャワ音楽院でロマン・スタトコフスキに師事していたこともあり、作曲家との縁も深いピアニストです。(2023/02/24 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD311 |