ワーズワース, ウィリアム(1908-1988)
Search results:7 件 見つかりました。
20世紀前半を代表するコントラルト歌手キャスリーン・フェリアー。41年という短い生涯の間に数々の名唱を遺し、これらの録音は現在でも広く愛されています。このアルバムは、彼女が歌うあまり知られていない英国歌曲を収録。これらの中で、もっとも初期の録音は1946年に録音されたブリテンの《ルクレシアの凌辱》の「花の歌」で、以降、1953年に彼女が亡くなる9か月前までの様々な時期の歌唱が収録されています。これらはどれもDECCAとBBCのために録音された音源ですが、レノックス・バークリーの「アビラの聖テレサの4つの詩」はこれまでに発表されたことがありません。アルバムに添えられたブックレット(英文)を執筆したのは、現在「キャスリーン・フェリアー賞」の管財人を務めるバリトン歌手、トーマス・アレン。作品の解説とともにフェリアーの類まれなる才能とその歌唱に改めて光を当てています。(2021/02/19 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
---|---|
カタログ番号 | :ARIADNE5010 |
イギリスの近代音楽は、最近人気が出てきたとは言え、まだまだその全貌が知られているわけではありません。たとえばこのアルバムに収録されている4人の作曲家については、その名前すらご存知ない方も多いのではないでしょうか。これらの作品はイギリス国内でもほとんど演奏される機会を持たず、1960年代の始めに「前衛音楽」が省みられたときにも、古風すぎる作風ゆえ、その網から漏れ出してしまったという経歴を持ちます。その上、いくつかの作品は、作曲家自身によって「習作である」とみなされ公開もされなかったというもので、ここで録音され、多くの人に聴いてもらえる機会を持つことは、格別大きな意義を持つものではないでしょうか。曲ごとのコントラストが美しいブッシュの組曲、教会音楽の作曲家として知られるレイトンの陰鬱なパルティータ、平和主義者であったと言われるワーズワースのブラームス風のソナタ(ぎりぎり調性を保っている)、6つの交響曲で知られるクックの新古典派を思わせる快活なソナタ。どれもが独特な味わいを有しています。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.571352 |
イギリス、ロンドン生まれの作曲家ウィリアム・ワーズワースは、18世紀から19世紀にかけて桂冠詩人として活躍した「ウィリアム・ワーズワース(1770-1850)」の弟クリストファーのひ孫にあたります。彼の作品にはヴォーン・ウィリアムズとシベリウス風であり、また同世代のラッブラとは良い影響を与え合っていました。 ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0480 |
( 発売)
レーベル名 | : |
---|---|
カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | :このアルバムには4つの作品が収録されており、作曲年代に30年の開きがある2つの交響曲では、時を追うごとに精緻になっていく彼の作風の変遷を感じることができます。また生涯に渡って追求していたスコットランドの旋律も至る所に使われており、荘厳さの中に潜むユーモアも感じられます。 |
---|---|
カタログ番号 | :2018.06.27 |
イギリスの現代作曲家ウィリアム・ワーズワース。自然賛美の詩で知られる“同名の偉大な詩人”を血縁関係に持つ彼の作品は抒情的で、ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスからの伝統を大切にした壮大さも持ち合わせています。第2集となる管弦楽作品集では、長い間忘れられていた2つの協奏曲を収録。単一楽章で書かれた「ピアノ協奏曲」、古典的な3楽章形式の「ヴァイオリン協奏曲」、どちらも起伏に富んだ劇的な作品です。一方「3つの田園風景のスケッチ」は色彩豊かなオーケストラの響きを存分に活かした美しい曲。ワーズワースの卓越した管弦楽法が味わえます。(2019/08/30 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0526 |
イギリス・ロマン派の詩人、ウィリアム・ワーズワース(1770-1860)の弟クリストファーのひ孫にあたる、詩人と同名の作曲家ワーズワース。ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスの影響を受けた自然を賛美した作品が近年注目を浴びています。このアルバムでは世界初録音を多数含む、彼のピアノ曲を全て収録。60年ほど前に一度だけLPに収録された壮年期の作品「ピアノ・ソナタ」をはじめ、第二次世界大戦中に書かれた「チーズコム組曲」のほか、1952年に出版された親しみやすい曲想を持つ子供向けの数々の小品などを、ロナルド・スティーヴンソンの一連のピアノ曲録音で高く評価されるクリストファー・ギルドが演奏しています。(2023/09/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0697 |
既に発売されている「チェロとピアノのためのイギリス音楽集」(8.571352)で紹介した4人の作曲家の中から2人、ブッシュとワーズワース、そしてもう一人、ホルブルックの作品(こちらは他レーベルで既発)を再編したこのアルバムは、最近かなり注目を浴びてきたとはいえ、まだまだ知られていないイギリス音楽の隅の部分に光を当てるものとして評価できるでしょう。ワーズワースはたくさんの作品を書いた人ですが(同名の詩人とは別の人)、その作品の全てが残されているわけではありません。彼の夜想曲は、もともとヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれた曲ですが、ここではチェロで奏されています。2曲のチェロ・ソナタは憂鬱さと美しさの間を揺れ動き、聴き手の心をしばし波立たせます。ホルブルックの印象的なソナタは、情熱的でありロマンティックです。イギリスに帰化したドイツ人の両親の元に生まれたブッシュは、ピアニストとして活躍しましたが、第2次世界大戦で心に傷を負い、1945年に44歳という若さでこの世を去ってしまったのでした。亡くなる前年の2つの作品の幽玄な美しさには言葉を失います。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.571361 |